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「仕事のプロ」も褒められたい

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
褒め言葉には、相手を元気にさせる効果があります。
それは、相手の長所や魅力を語るというだけでなく、尊敬や思いやり、愛情が含まれた言葉だからです。
褒め言葉を送られた相手はもちろん嬉しくなりますし、その様子にこちらも嬉しくなる。  
褒め言葉を使うだけで、お互いが元気になれるのです。

誰にでも、自分のことを認めてほしいという欲求があります
「理解してほしい」
「価値のある人間だと認められたい」
「褒め言葉」は、こうした気持ちに応えることでもあるのです。
人が好意を寄せるのは、単に相手を気に入っているからという理由だけでなく、自分に対して理解を示してくれているかどうかが、大きく関わっています。
自分を理解し褒めてくれ、価値を感じさせてくれる人には好感を抱き、心を開くのです。それは、仕事のプロや実績を積んできた成功者であっても、変わりはありません。

25歳ぐらいのある男性が、著名な方に
「プロ顔負けの出来栄えですね」と伝えました。
「プロ顔負け」とはプロでも圧倒される、ということ。
すごいアマチュアの意味です。
相手は、「プロ顔負け」どころか「プロ中のプロ」
それを知らないのは、伝えた本人だけという状況でした。

「本物のプロ」に向かって、彼は「プロ顔負け」と言ってしまったのです。
 何かしらプロに通じるうまさを感じたから、褒めるつもりで言ったのだと思いますが、適切な言葉ではありません。
このような場合には、聞きかじりの言葉を使うのではなく、
「感激しました」
「素晴らしいですね」などと、ストレートな気持ちを伝えたほうが、どれだけ相手は喜ぶか知れません。

~聞きかじりの褒め言葉よりもストレートな気持ちを伝える~

最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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