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資格を生かすも殺すも戦略次第
おはようございます!著述家の臼井由妃です。
高山さん(仮名)の前職は、通販会社のバイヤー。行政書士試験には、3度目の受験で合格しました。「短期一発合格するべきだという臼井さんの考え方から言えば、僕は落ちこぼれですね」
笑って話す高山さんですが、本試験日が2回、海外での商品買い付けに重なってやむなく受験できなかったのですから、実際は一度の受験で合格した方なのです。「僕に試験を受けさせないように、合格させないように、神様が邪魔していたのかな?」
笑い話のようですが、この発言には理由がありました。彼は家族との時間を大切にしたいと、海外出張が多く自宅を離れる生活が入社以来8年余り続く中で、働き方を見つめ直していたのです。
「33歳からの働き方スケジュール」をしっかり描いていました。その核が「行政書士取得」。自宅で開業するというプランでした。
それは、「短期一発合格」や「さっさとお金にかえる」を口グセにする私も驚かされるほどの早業のオンパレード。
合格の半年後に会社を退職。職を探して採用面接は受け不採用(不採用になるようなところを選んだというから驚き)。失業手当をしっかりいただきながら、開業準備をしていたのです。
自宅の一角を事務所に掲げ、海外バイヤーの経験を活かした「英会話に堪能な行政書士」として、「グローバルな相談にも応えられる」を売りにしました。
さらに、合格体験記の売り込み、著作企画の売り込み、飛び込み営業、事務所ニュースやメルマガは英語、中国語(奥様の力を借りて)、日本語で発行。インスタやTwitter、LINE、オンライン配信等で顧客をさりげなく誘導したりと、様々な戦略を実行していきました。
彼は経営者として専門家としての役割を自覚して、資格ビジネスの世界を歩んでいます。今や「起業コンサルタント」として、会社設立の専門家で活躍しています。
書類作成をするのが行政書士の仕事という、それまでの常識を破り、会社設立に関しての許認可といった法律上の問題から、集客方法や収益の上げ方、社員の雇用までも細やかにアドバイスする。他の行政書士と差別化することで、収益を上げているのです。
彼が成功したのは、自分だけの売り物を見つけ、同業者との差別化を図ったことに尽きます。これは、経営者としての意識の高さに他なりません。
~自分の売り物を見つけ「差別化」を図ろう~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃
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