「ノート」をつくる人は合格しない！
おはようございます！著述家の臼井由妃です。
学生時代の授業では、ほとんどの方が教科書とノートを用意し、教師が黒板に書いたことを写しながら、重要だと感じたことを書いていましたよね。
その経験が忘れられないのでしょうか、資格取得の勉強でも、綺麗に「ノート」をつくる人がいます。
ノートをつくることが勉強の基本だと刷り込まれている人が多いことに驚きます。
綺麗なノートをつくることに喜びを見いだし、ノートを使うことが勉強を続けていくモチベーションになっているのならば、悪いことでもないでしょうが、ノートをつくることが目的になっているようでは本末転倒。
資格試験の勉強では、わざわざノートを用意するよりも、適当な教材に書くことが重要です。テキストや参考書の余白に書き込めばいいのです。
ノートにまとめなくても、使用する教材には、試験に合格するために必要な情報が、しっかり書かれています。
書き込みをするならば、自分が後で見たときに思い出せる仕掛けとなるように、その教材に直接書き込んでしまえばいいのです。
書き込む目的は、知識や情報を頭にインプットすること、それをアウトプットにつなげることです。
ノートを取るという行為は、そのための方法にすぎません。ですから教材をノート代わりに使うほうが、ムダな時間や労力が減り、効率的に受かる勉強になります。
「ノ―トを綺麗にまとめる」という作業に時間を取られたら、それだけで勉強をしている気になり、目標を達成した気分になることもあって、落ちる勉強法になりやすいと言えます。
私自身は、資格試験の勉強に取り組む際に、ノートをつくったことは一度もありませんし、それで困った経験も一度もありません。
現在でも講演や著作の中でも、「大人の勉強にはノートを用意する必要はない」と伝えています。
～必要な情報は、教材に書き込もう！～
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃
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