「愚痴」を抱えていませんか?
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
毎日をつつがなく暮らしているつもりでも「苦手な人の付き合い」や「漠然とした不安や心配」など、愚痴のタネには事欠きません。
不平不満、愚痴の類はできる限り口にしない。言ったところで、事態が好転するとは限りませんし、相手のあることならば誤解の素を増やすだけですから、我慢を決め込む方も多いでしょう。
しかしストレスが貯まれば、やがて爆発。
誰かに愚痴をこぼせばすっきり、その間は楽しい。しかし一人になると「あんなことを言ってしまったけれど、迷惑だったな」
「ここだけの話と念を押したけれど、おしゃべりするかもしれない」
などと、別の心配に苛まれる。こんな経験は、あなたにもあるでしょう。
書籍や寄稿で「不平、不満、不安、不信感、クレーム、愚痴、自慢」は運や縁を遠ざける「七戒」として、「言わぬが花だ」と著してきた私ですが、心の中では、こうした想いに支配されることは度々です。
しかしそれは相手の大切な時間を奪い、周囲をネガテイブな想いに巻き込むことに他なりません。ですから、我慢をして自分の中に溜め込んでいた時期がありました。
我慢を重ねれば、些細な愚痴が大きな愚痴に育ってしまいます。人相が悪くなりいつもイライラ、言葉づかいも荒くなりかねません。
人は機械ではありません、我慢するにも「限界」が、あるのです。
そこで積極的に愚痴を紙に書き出すようにしました。
ポイントは
●今の気持ちを思いつくまま書く
●自分の言葉で書く あれこれ考えずに「今、口にしたい愚痴」をどんどん書いていきます。
たとえば「●●さんのせいで、仕事が増えた」「△△で困っている」
「○○さんの言葉づかいが癇に障る」「少しは休みたい」
「どうして□□さんは、私を認めてくれないの?」等々。
……呆れるくらいの愚痴が、紙にあぶりだされました。
愚痴は言うのも聴くのも傍迷惑。「私は礼儀正しい大人なのだから愚痴なんて絶対に言わない」と、カッコつけていたけれど、無理をしていた自分に気づきました。
並べられた愚痴の数々を眺めて、その理由にたどりついたのです。
紙に愚痴を書くのは自分と向き合うポジティブな行動であり。他者に愚痴をぶつけネガテイブな気を吐き出しストレスを解消するのとは、別次元なのです。(明日に続く)
~紙に愚痴を書くのは自分と向き合うポジテイブな行動~
最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃
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