「マイナス言葉」「省エネ言葉」で、嫌な人になっていませんか?
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
その場の雰囲気を悪くしたり相手が気落ちしてしまうのが、「マイナス言葉」や「省略言葉」です。
あなたも経験がありませんか? こうした言葉を投げかけられたことが。すねているのでしょうか? 否定的なことばかり言う「マイナス言葉」が、口ぐせのようになっている方は、いらっしゃいます。
会議や打ち合わせなどで誰かが提案をすると、
「待っていました」とばかりに
「それは難しいでしょう」「リスクが大きいじゃないですか?」
などと否定する。そこで、なぜそう考えるのか、理由をたずねると
「不景気だから」「タイミングが悪い」「うちの(会社)のイメージではない」などと、とってつけたような答えが返ってくる。
こうしたケースで「それは、ユニークな発想ですね」
「やってみる価値は、あるでしょう」「挑戦しましょうよ」
などと、100%肯定ではなくても、プラスのイメージを与える言葉を掛けられたら、提案者も勇気をもらえますが、否定的な発言である「マイナス言葉」を返されたら、それだけでやる気もなくなります。
最悪の場合、「この人には何を言ってもムダ」だと、同僚や部下、仲間とのコミュニュケーションがとれないという事態も考えられます。
「マイナス言葉」が出てしまう人の多くは、悪気はありません。
本人の性格や育った環境などが影響して、無意識に出てしまうのです。そうしたことが度重なるうちに、周囲のよそよそしさに気づき
「何で私は、仲間はずれになるのだろう?」と思う。その原因は自分にあるのに、被害者意識を持つのです。
誰も「あなたは否定的なことしか言わないから、扱いにくい」「その性格、どうにかなりませんか?」などと、教えてはくれません。
「マイナス言葉」が身についている人に苦言を呈したら、普段以上に強烈な「マイナス言葉」で返ってくるのは予想できますから、言わないのです。
「私に限ってそんな心配はいらない」という人こそ、注意です。
自信も一歩間違えば、自惚れになります。
こういう方は、「ストレートな物言い」をする傾向にありますから、冷静に客観的に自分の言動を見つめるといいでしょう。(明日に続く)
~自信も一歩間違えば自惚れになる~
最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃
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