「また会いたい」と思ってもらう人になるために
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
ビジネスにしても、プライベートにしても、初対面での会話は誰しも緊張するものです。特に怖いのは、沈黙でしょう。
沈黙が流れると
「私の話は、つまらないのではないか?」と不安になったり
「どうしたら、会話を盛り上げることができるのか?」と、頭を抱えたり。
あれこれ思案した結果、ウケを狙ってはすべる。聞きかじりの情報を伝えて、嫌悪される。やたらとテンションをあげる話し方をして、空気の読めない人になる……。
かつての私は、そんな失敗の連続でした。
ですから相手と打ち解けることができず、最後まで会話のリズムに乗れない。ぎくしゃくしてしまう。
こういう状態では、「また会いたい」「話をしたい」と思われる。
好感を持たれるのは、厳しいですね。
せっかく知り合えたのに、「二回目はなかった」という経験は、ありませんか?「気配り上手な人」は、そんな失敗はしません。
初対面であっても、相手について予備知識がなくても、会話を盛り上げる術を知っているからです。
初対面で会話を盛り上げる、シンプルで効果的な方法が
●相手の名前を覚えて、すぐに使う
初対面では名刺交換をしたり、自己紹介を必ずしますでしょう。
名刺を頂くと、名前を復唱したり、難しい苗字は何と読むのかうかがったりはするでしょうが、それで終わっていませんか?
せっかくきちんと名前を教えていただいたのですから、ここで使わない手はありません。たとえば、
「清水さんは、▲▲ですか?」
「山田さんは、▲▲なのですね」と言ったように、なるべく相手の名前を使って会話をしましょう。
相手の名前を会話の中ですぐに使える人は、自分で想像する以上に好印象を与えます。
さらに進めて
「清水さんは▲▲なのだそうですね、すごいですね」
「さすが、山田さんは▲▲だけのことはありますね」
「それは臼井さんだからこそ、考えついたのですね」などと
相手の名前を会話に使うだけに留まらず、褒めたり、気持ち良くさせたり。たったこれだけで、なにもせずに会話をする人よりも、あなたは相手の記憶に残るようになります。
「また会いたい」と思われる第一歩は、相手の記憶に残る人になること。
名前を聞いたのに使わない、名前を知っているのに使わない。それではいつまでたっても相手の記憶には残りません。
会話が弾む以前に、「自分には、関心がないのだろう」
「相性が、悪いのかもしれない」などと、相手に誤解される可能性もあります。(明日に続く)
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