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「前置きで相手を不快にしていませんか?」

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

丁寧に話そうとすると、どうしても前置きが長くなってしまうのではありませんか?
しかし、相手の集中力には限界があります。

 前置きを聞いているうちに、
「いったい、何が言いたいのだろう? 」と、イラつく。
「どうせ、たいした話ではないのだろう」と、興味を失う。
「言い訳でもするのかな?」と、話の中身を疑う。
 挙句の果てに、「優柔不断な人」「決断力がない」「つまらない人」などと、思われかねません。あなたにも覚えがあるでしょう。

人の評価というものは、意外と簡単に下落してしまうものなのです。
前置きが長いために、損をしているとしたらもったいないですね。
もちろん、いきなり用件を切り出すのは、相手も面食らいます。

「今、お時間ありますか?」
「少し、お話をしてもよろしいですか?」
「3分ほど、よろしいでしょうか?」
などと、断りを入れるのは、礼儀です。しかし

「今、お時間ありますか?」と言うや否や
「実は、●●がこうなりまして、ああだ……こうだ……だからこうで」というように、相手の都合などお構いなしに、話を進める人もいます。
 これでは、せっかくの「断りのひと言」も、棒にふってしまいますね。
 特に「拒否をする」「謝る」といったシチュエーションでは、注意が必要です。
誰しも「言いにくい」「言いたくない」ことは、遠まわしにしたがる。避ける心から、無意識に「前置き」が、長くなるのです。
そういう兆候がある人は、思い切って
「賢い大人は前置きをしない」と決めるのも、いいでしょう。

~「賢い大人は前置きをしない」と決める~

最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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