負の感情が形になった出来事
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
38歳のときです。私が提案する商品を、ことごとくダメ出しをする通販のバイヤーさんがおりました。
相手の求めに応じて手直しをすると、以前のスタイルの方が良いという。
そこで前のものを出すと、やはり新しいものがいいという。
デザインや色、大きさの変更、パッケージや仕様書の手直し、価格交渉などを繰り返し、お客様に喜んでいただける商品になるのは、理解していますが「お天気屋さん」とも言える対応に業を煮やした私は
「無理につきあっていただかなくても、構いません」
開発費にも限界がありますから、そう切り出しました。
すると「無理につきあってはいない、ただピンとこないだけ」
私も若かったのですね、その言葉に呆れて
「お取引いただかなくても結構です」と 退席をしました。
「あんな人、地方に飛ばされればいいのよ」と念じながら。
そして半月、実際、その方は本社から遠隔地の営業所に左遷されたのです。
偶然かもしれませんし、他の問題が影響しての移動かもしれませんが、後味の悪さといったらありません。罪悪感が広がる一方でした。(明日に続く)
~負の感情は形になることがある~
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