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あいづちは良い言葉の代表選手

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
良い言葉は耳にしても、口にしても気持ちいいものです。ここでいう良い言葉とは、名言や博識のあるところを示すような発言、敬語や謙譲語など、いわゆるお行儀の良い言葉では、ありません。
日常会話のちょっとした瞬間に耳にしたり口にすると、思わずにっこり笑顔になるような言葉です。

あなたにも、経験があるでしょう。思いがけない「ひと言」に心惹かれたり、感動したことが。
不思議なものですが、論理的な話や饒舌な会話に興味は覚えても、言葉そのモノが印象に残るということは少ないでしょう。

短くてその人らしい、思いがこもった言葉や仕草。ほんのひと言やワンアクション程度のほうが、インパクトを与えて相手の心に響き渡るもの。実はあなたが日頃、何気なく使っている「あいづち」も、その一つなのです。

「あいづち」とは、相手の話にうなずいてたくみに調子を合わせること。「うなずき」は、あいづちの基本です。

ポイントは、相手の話すスピードに合わせてうなずく。
それだけで相手は「息があっている」、「相性が良い」などと感じます。
さらに「はぁ」「ほう」「へえ」などと、声で反応をすると相手は話しやすくなりますし「えぇ!~」「そんなぁ~」などと表現すれば、言葉以上のインパクトを与え、会話が弾みます。

 たとえば「最近、ストレスがたまっているんだ」という発言に対して
「そうだよね、私も」「確かに、私も感じています」
「分かる……」などのように
「そうですね」「確かに」「分かる」「なるほど」といった共感の「あいづち」で伝えれば、相手は心地よくなり、もっと話をしたいという気持ちになります。

共感のあいづちがきっかけで、親しくなることもできるのです。
共感を深めるならば、相手の発言を受けて、あいづちを繰り返すのもいいでしょう。

たとえば「新しいプロジェクトを成功させたいから、●●のスキルを磨こうと考えているんだ」に対して、「そうなんだ」では、同調は示せても共感までには至っていないでしょう。

「そうなんだ」とか「いいんじゃないか」と返されたら、そこで話はストップしたり、沈黙してしまう人も多いでしょう。
そこで「新しいプロジェクトを成功させたいから、●●のスキルを磨こうと考えているんだ」には、「●●のスキルを磨くことにしたの?」とか、「●●のスキルを磨くんだ?」などと、相手の言葉尻をとらえ「オウム返し」をするのです。

すると「実は、通信講座を始めた」とか「関連する書籍を読み漁っている」などと、相手から自然と会話を引き出すことができます。これは相手の「聞いて欲しい心」を刺激すること。
こんなふうにされたら、誰しも相手のことを好ましい存在だと思うのです。
(明日に続く)

 ~あいづちで相手の聞いて欲しい心を刺激する~
最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃

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