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会話の基本は「一発言、一返答」

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
初対面であろうと、旧知の間柄であろうと会話が弾むのは、嬉しいものです。自分の発言に共感を示してくれたり、知恵を授けてくれる。
アドバイスや厳しい意見をいただけるのも、言葉のキャッチボールが円滑にできていればこそ、かなうものです。

しかし時に、投げたボールの返し方ができていない。こちらに発言する余裕を与えないほど、話が止まらない人がいます。

「最近、読んだ●●という本に感動した」と、私が発言したとしましょう。
それに対して「私はまだ読んでいないけれど、臼井さんがそんなに感動する本なんて興味があるな」
「臼井さんは読書家だね。毎月、何冊ぐらい読むの?」などと。

一発言に対して一返答ならば、「ヒロインの生き方に感銘できるから」「30冊は読むと思う」などと、スムーズにこちらも気持ちよく言葉を返すことができますが

「そんな本よりも、△△の方がいい。△△は、有名人もこぞって勧めているからね。それに、著者と僕は懇意なんだ。彼の出す本は軒並みネストセラーになっていて、仕事の依頼が切れない。断るのに大変だと言っていたよ。そうだ、臼井さんに今度彼を会わせよう。絶対会っていた方が得だよ……」などと。

私が投げたボールとは違う方向で話を展開したり、口をはさむ余地がないほど自慢や自己PRのような発言が続いたら、それに応える気持ちにはなれないでしょう。

会話に求められる要素は
●相手の投げたボールに相応しい返答をする

仮に興味を覚えないような内容であっても、「そうなんだ」「なるほど」と。「あなたの話をきちんと聴いていますよ」というような姿勢を示すことが大切です。また

●相手の発言量と同じくらいの量を返す
たとえば、10秒話しかけられたら、10秒で収まる内容で返すこと。先の例のように返答量が際立って多いのは、相手を呆れさせるだけです。
(明日に続く)
~会話に求められる基本は投げたボールに相応しい返答をすること~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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