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微笑ましい自慢vs不快な自慢

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
 
次にあげるのはどちらもご主人の自慢をしていますが、あなたにはどちらが心地良く聴こえるのでしょうか?

1「うちの主人、今かかわっている仕事に夢中なんです。おかげでどうにかチームリーダーになれたのだけれど、帰宅が遅くて、彼の体が心配なの」

2「うちの主人、チームリーダーになれたのだけど、それで満足しているなんておかしい。役員になれる器だってみんな言っているのに……」

どちらもご主人がチームリーダーになれたことの自慢話ですが、言い方が違うだけで聴き手が受ける印象は変わってきます。

1ならば、ご主人の自慢をしながら彼の健康を気遣う妻の姿。2ならば、ご主人の自慢をしているものの、こんなものでは満足できないという妻の姿が浮き彫りになって、強欲さに嫌気が差す人が多いのではありませんか?

前者が微笑ましい自慢、対して後者は不快な自慢。

不快な自慢をされたら、その人の話を聴きたいとか仲良くなりたいとは、思わないでしょう。コミュニュケーションは、お互いが心地良いものであるのが大前提なのに、自慢話をしている人は気持ち良くても、相手は不快。

コミュニュケーションのルールを、乱しているのです。自分本位の自慢をしないように、言葉選びや言い回しに気を配りましょう。(明日に続く)
~自慢でコミュニュケーションのルールを乱さない~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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