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あなたの話が伝わらないのは、なぜ?

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
素直に思いを伝えても相手に正確に伝わるという保証は、ありません。
実際、相手は悪気なく伝えたのですが、見当違いの反応をしたことが、私にはあります。

それは、20代の友人と雑談をしていたときのことです。
友人「今日の臼井さん、シビアな顔をしているね」(微笑みながら)
私「(シビアな顔って何? 微笑みながら言うことかしら?)」

シビアとは、一般に「要求や条件がとても厳しい」、あるいは「過酷である」という意味を示します。そこから推測すると「シビアな顔」というニュアンスは、何となく分りますが、微笑みながら伝えることでは、ないでしょう。

私は少々不機嫌になり、黙っていました。
すると、「ますますシビアになってきた~」とひと言。それは、からかうような発言にしか聞こえませんでしたので、私は反応する意欲が、なくなりました。

シビアを「厳しい」と捉えれば、理解はできますが、人は言葉の意味や物事を自分の枠組みの中でしか捉えることができません。
そしてその枠はみんな違っていますから、同じ言葉であっても想像する内容が変わってきます。
ですから雑談であっても、誤解やズレが生じないような言葉を選ぶべきでしょう。

そうでないとあなたが意図していない反応が返ってくる。「ひと言」が、仲違いの原因になることも、ありえます。

ちなみに先の「シビアな顔」と発言した友人は、それほどシビアな状況ではないときにも「シビア」を使っていたそうです。
ちょっと気まずい雰囲気や物静かな様子、時には若者言葉の「ヤバイ」のノリで使うこともあったとのこと。

仲間内での携帯メールやラインのやりとりならば、問題はないでしょうが、年長者には使わないほうがいいとアドバイスをしました。(明日に続く)

~雑談であっても、誤解やズレが生じないような言葉を選ぶ~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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