シンプルで心のエネルギーを高める「ほめ言葉」
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
相手はもとより自分の心のエネルギーを高めるほめ言葉を紹介します。
NGなフレーズも示しますので、どう感じるか声に出して確認してみて下さい。
●同僚や上司の発想力をほめる
1NGなフレーズ 「よくそんなこと、考えつきましたね」
2合格ラインのフレーズ 「そこまでは気づきませんでした」
3最高のフレーズ 「さすが●●さん、目のつけどころが違いますね」
1ですと、馬鹿にしている印象が漂います。「そんなユニークなことを考えるなんて変わっている」と。2になると、視野の広さや感性の豊かさをほめることに、なります。3は、数多の経験や知識に裏打ちされたフレーズですから、相手の気分は良くなり、営業や販促会議等のミーテイングもスムーズに運ぶでしょう。
●相手の知識の豊富さや能力をほめる
1NGなフレーズ 「すごいですね」「素晴らしいですね」
2合格ラインのフレーズ 「●●さんの才能には、私など及びもつきません」
3最高のフレーズ 「全く知りませんでした、見習います」「ぜんぜん知りませんでした。勉強になります」
「すごいですね」「素晴らしいですね」が悪いというのではありませんが、万事「すごいですね」「素晴らしいですね」で片付けていませんか?
また同年輩の人に「私などあなたの足元にも及びません」と言うのも、避けた方がいいでしょう。ほめたつもりが嫌味に受け取られかねません。
合格ラインのフレーズと「私などあなたの足元にも及びません」は、似ているようですが、声にすると印象は異なるのが分るはずです。相手の知識や能力をほめるならば、ポジテイブに明るく「勉強になる」「見習いたい」「学びたい」という言葉を使うといいでしょう。
●人柄をほめる
1NGなフレーズ 「人格者ですね」「器が大きいですね」
2合格ラインのフレーズ 「ご活躍の理由が分りました」「人気の理由が分りました」
3最高のフレーズ 「○○さん(そこにいない第三者)が、ほめていたのもうなづけます」「いつも○○さん(そこにいない第三者)が、ほめるのも納得しました」
いきなり「人格者ですね」「器が大きいですね」と言われても、ピンとこない。信じることはできないでしょう。
しかし「ご活躍の理由が分りました」「人気の理由が分りました」と言われたら、「そういう事実がある」「みんなが注目している人」というニュアンスが、伝わりますから、嬉しさは隠しようもありません。
さらに第三者がほめていたという事実を添えれば、最高のほめ言葉になります。これを私は「間接ほめ」としていますが、第三者が大物や第一線で活躍している人になればなるほど、効果も高まります。
~「間接ほめ」は最高のほめ言葉になる~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃
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