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試験会場前で配布される「予想問題集」を侮らない

おはようございます!著述家の臼井由妃です。

「国家試験」を受けたことがある人ならば、目にしたことがあると思うのが、試験会場の門の辺りで、各資格学校の関係者が「予想問題集」を配っている光景です。
どこでどう調べたのか、各資格学校が、「今年はこれが出題される!」というとっておきの情報をプリントして配っているのです。
「競馬の予想屋さんみたいだ」
始めて挑んだ宅建士の試験のときは、苦笑いをしながら、渡されたプリントを見ていたものですが、試験が終了して改めて確認したら、意外なほど当たっていたことに驚いたものです。
 
「ねらい目」「筆記問題はここが出る」とか「ここは加点できる」など、各資格学校によって表現の仕方は異なりますが、それぞれが意図している出題箇所はほぼ同じ。結構な数のプリントをいただきましたが、その情報収集力、的中力は、すごいものでした。
 
行政書士試験のときは、国家試験が二度目であったこと、雑誌で資格に関連する連載をしていたこともあって、各資格学校の様子を観察していました。
資格学校が講師だけでなくアルバイトを雇い、予想問題集をわざわざつくり無料で受験生に渡すのは、それが宣伝になるから。
「○○校の予想問題集のおかげで合格しました」
「いただいた問題集はすごい。的中しました」
なんてコメントを狙って、新たな生徒さんを増やすためです。
 
資格学校が無料で配る予想問題集は、学校のプライドと威信をかけたもの。資格学校のブランド力を高めるために、あらゆる手段を講じ総力を挙げて情報収集しているに違いないと思います。

経験則ですが、綺麗にカラープリントされた印刷よりも、一色刷りのコピーのような予想問題集のほうが信ぴょう性があります。それは試験日ギリギリまで、情報収集していたと考えられるからです。
行政書士試験の際には、試験会場前ですべての資格学校の予想問題集をいただいて、後に検討したら実際にそうでした。少なくとも私が受験した年では、この傾向がありました。
 
試験会場前で配布される予想問題集は侮れない。
本試験の日に、新たな情報をもらったら混乱するから嫌という人にはお勧めしないですが、合格圏内にいる人や合格を確信したい人は、この予想問題集に目を通すといいでしょう。落ち着いて試験に挑むことができるはずです。
 
一色刷りのコピーのような予想問題集こそ目を通そう~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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