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「過去問集」を300%活かす方法

おはようございます!著述家の臼井由妃です。

 資格試験の難易度にもよりますが、「過去問集」は、最低3回解きましょう。単に正誤の判断ができるのでなく、理由付けが明確でなければだめです。そうでないと、少しでもひねった出題をされたらアウトです。
資格試験では、試験範囲全体の最も重要な20%の中から80%が出題されていると言われます。いわゆる「パレートの法則」ですね。
試験範囲が膨大であっても、重要な部分というのは、じつはそれほど広くないのです。
過去問には、出題側が重要と考えている論点が凝縮されています。試験範囲で最も重要な部分を知る最も手堅い方法が、「過去問を解く」ことなのです。
 
過去問集は、さまざまな出版社から出ていますが、「解答と解説が詳しく書かれているものを選ぶ」のがお勧めです。
年度別の過去問の前に分野別の解説があるものを選べば、より疑問点を解消しやすくなります過去問を始める前に、ほとんどの人はテキストを読むと思いますが、私は取得した国家資格のすべてで「過去問からスタート」しました。過去問を熟読しました。
 
テキストに目を通していませんから、正解が導けなくて当然です。それでも過去問集を優先させました。
それは、法律用語に親しんだり、取得する資格に必要とされるスキルはどういうものかを知るためです。
3回ほど繰り返し読むと、試験問題に頻繁に登場する法律や条文、用語、考え方、解き方など、資格の輪郭がはっきりしてきます。それからテキストへの勉強に移行すると、スムーズに頭に入るのです。
 
過去問は繰り返し解くため、問題集に直接書きこむのは避けましょう。もちろん解きっぱなしにするのではなく、解答や解説を読み込んで理解する。間違えた問題には付箋をつけ、解答や解説を熟読していきます。
解説を読んでも理解できないときはテキストに戻って、じっくりと確認、頭に叩き込みます。
過去問集の読書を3回。実際解くのは最低3回。
繰り返すと、自分の弱点、間違いやすい傾向が見えてきます。
資格試験で合格を勝ち取るためには、過去問を繰り返し解いて、弱点を可視化する学習法が効率的です。
 
~「過去問集」の熟読から勉強を始める~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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