人をその気にさせる「●●だから」
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
昨日の続編です。要望を押し通したい時の「●●だから」についてお話させてくださいね。バスに乗ったとき、荷物で席を塞いでいる人がいたとしましょう。こういうケースはしばしば見受けられますね。
こういう時「席を空けてください」とか「すみません、席を譲ってください」と言ってもいいでしょうが、あからさまに不機嫌になる人がいます。
「●●してください」という言い方は、命令のように感じてしまう相手もいるからです。
そこで、「●●だから」と「質問形」を組み合わせて「すみません、座りたいので席を譲っていただけませんか? 」と言ってみるのです。
(座りたいのでが「●●だから」の部分、譲っていただけませんか?が質問形です)
先の言い方とたいした変化がないように思うかもしれませんが、それを聞いた相手は、すんなり席を譲ってくれるはずです。
誰かに用事を頼むときでしたら
「山本さんは、器用だからお願いできませんか?」
「山本さんは、物知りからお願いできませんか?」
というように「●●だから」と「質問形」を組み合わせて伝えてみるのです。
この場合、「器用」とか「物知り」と根拠らしいことは提示していますが、よく考えたら、「器用」や「物知り」であることが、直接その用事に関係ない場合もありますが、こう言われると人は、その気になってしまうのです。
気持ち良く相手に動いてもらうには、「●●だから」をうまく使う。さらに「質問」を組み合わせてみましょう。
きちんとした理由はあまり明示しなくても、相手は動いてくれるはずです。
~気持ちよく動いてもらうには「●●だから」+「質問スタイル」が効く~
最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃
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