チビリストのチビ・リスト #04
(ワビ・サビとも違う、ちょっと小美しいけど、なんか恥ずかしいような「チビってるモノ」のコレクション)
木目を読み切った名もない匠のタヌキ →骨董市にて(相方セレクト)
フツー、タヌキの置物と言えば土鍋最高製作地の信楽なんですけど。(タヌキは「他」「抜き」という意味で商売繁盛の縁起物らしいですね)
この子は木製です。木製タヌキは珍しいと思います。特筆すべきは木目が美しく(そう処理されてる)かつ、かなり木目が計算されていることがわかることですね。
木目の輪のトップが鼻、お腹、脚、そしてそして、股間にフューチャーされてます。すごいなあ。どうやって木材の節を読んでこうなったのか。巧みだなあ。
たぶん、股間の木目トップをより際立たすために、お腹の木目トップは少しセンターをズラしたはず。そのセンス。そして股間木目フューチャー、それをあまり際立たせすぎないように目をガラス義眼にして、キャッチーな部分を別に作って、実のねらいのキャッチー股間部分を調整・ぼかす、粋なはからい。
素晴らしい。素晴らしすぎる。けど、着地点が股間なのは恥ずかしい。けどうれしい。
スゴい技術を使って、かつその技術力を顕示せずバカなことをしながら、わかる?的なのってカッコいいなあと思うわけです。チビの真骨頂かなと。相方がタヌキ好きで、タマタマ、見つけてくれたんですが、偶然の出会いがしらの出会いて素晴らしい。
私も股間年輪トップ目指していきたいです。でも、尿漏れが気になるようになってきました。
で、この子も素晴らしいですけど、存在以外は用を足せません。足せませんね。チビっちゃいますね。しょうがないですね。
注意;R12.シモてきな性的表現を含みます。
(※チビリストは、お漏らしマニアではありません)