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子連れ旅行の飛行機内への持ち込み荷物(幼児から小学校低学年)

子連れの旅行の持ち物、特に飛行機に持ち込む荷物について誰かの役に立つかもしれないので書いていきます。

これから記載するのは、基本、節約の旅で、いかにお金を使わず快適な旅にするか、というコンセプトなので、お金で解決できる余裕がある人は実践しなくて大丈夫です😅お金で解決して経済を回してください!

(当たり前だけど一応書く)必須のもの

パスポート
航空券(オンラインチェックイン)
クレジットカード数枚(機械に吸い込まれて出て来なくなることがあるため)

短距離編(LCCを想定)

①保温できる水筒(400mlくらいのサイズ)
②スリッパ(あっても無くても良い)
③空のペットボトル(手荷物検査を通ったあと、空港内の給水機で水を補給するため、手荷物検査の時に捨てずにおく)
④飛行機の中で食べるもの(おにぎり、フルーツなど)
⑤インスタント味噌汁、好みの飲み物
⑤箸、紙コップ
⑥ゴミ袋(空港でもらえる液体を入れる袋で代用可能)
⑦ウェットティッシュ
⑦無くなっても困らない子供の遊べるもの(我が家の場合、メモ帳・ペン・シール・ルービックキューブみたいなの等)
⑧いざという時のお菓子(子供のグズり、飛行機遅延など)

順番が前後しますが、上記の①〜⑧について書いていきます。
LCCや短距離飛行では食事が出ないので、④飛行機の中で食べるもの を持参します。私の場合はおにぎり、特に寿司飯、もっと言えば卵を入れたちらし寿司の元で作ったおにぎりが好きです。普通のおにぎりでもいいけど寿司飯だと酢が入っている分、飛行機にのるまでの長時間、常温で持っていても腐らないだろうという安心感があります。そして具が入っているのでおにぎりだけでも腹持ちが良い感じがするのがいい。
サンドイッチなどでもいいと思うけれど、飛行機の中は乾燥してるのでおにぎりの方がしっとりしてていい感じがする(と私は思い込んでいる)。
フルーツは、皮のまま食べられるブドウか、みかんがオススメ。手荷物検査で水を捨てた後、給水機ないけど水買いたくないな…(高いし…)っていう時の水分補給にもなるし、機内が乾燥しているのでより美味しく感じられる。
そのほか、ゆで卵を殻付きで袋に入れて持って行って、機内で殻を剥いて塩(持参)をかけて食べる、というのもアリです。
ブロッコリーやミニトマトなども手でサッと食べられるのでオススメ。
そして、①保温できる水筒(サーモスとか)に、客室乗務員さんからお湯をもらいます。忙しそうな時は対応してくれないので、暇そうな時を見つけて、通路の最後尾に行き水筒にお湯を入れてもらいます。
お湯を手に入れたら、⑤インスタント味噌汁や好みの飲み物を、⑥紙コップ(熱いものを入れてこぼれないよう大き目が良い) などでいただきます。
その他、水筒の湯気を顔に当てて、乾燥した機内でお肌を加湿できます。

⑥ゴミ袋 と、⑦ウェットティッシュ は食事中、手の届くところに準備しておきます。
食べ物はお弁当箱に入れずに、ビニール袋や捨てられる容器に入れて荷物を減らすと楽です。子供が散らかさないように心がけましょう。

なぜ私がこのようにおにぎりや卵、フルーツを持ち込むかというと、移動中の子供の食事一食分をお菓子などの甘いものやパンなど栄養のないもので済ませたくないからです。旅の途中や機内でぐずった時やうるさくしてしまう時に⑧いざという時のお菓子 はとっておきたいし、できるだけ栄養面にも配慮したい。移動中は歯磨きもなかなかできないし甘いものばかりでは虫歯も気になる。そう思って私は出発日の朝、これらのものをパパっと準備して荷物の1番上に入れて出かけます。
帰りの飛行機もできるだけ、現地のスーパーで果物やクラッカー、サンドイッチなどを買ってから空港に向かうようにしています。

②スリッパ は私のように、飛行機に乗ったら靴を脱いでいたい人用です。お湯をもらいに行く時やトイレに活躍します。
⑦子供のおもちゃ類 は短距離飛行ではテレビモニターなどがないため、何か数時間時間を潰せるものが必要になる時があります。


長距離編

長距離の場合は、
上記の8個の持ち物に加えて、下記のものを準備します。
⑨フットレスト(隙間を埋める膨らませるクッション)
⑩楽な服
⑪歯ブラシ
⑫子供用のスリッパ
⑬着圧ソックス(メディキュットなど)

子連れの長距離飛行で1番オススメしたいのが、⑨フットレスト です!!

このような四角い形のもの

フットレスト・飛行機などで検索して貰えば出てきますが、足を吊り下げるタイプではなく、写真のような四角い形のものです。
エコノミークラスの、前の椅子と自分の座席の隙間を埋めます。
隙間を埋めることにより、小さい子供は自分の席で丸まって眠る事ができます。これにより、子供が自分に寄りかかってきたり、膝枕をしてあげる必要性が減るということで、親の快適度がかなり違います。
また私のように足に筋肉がなく、座っているとすぐにダルくなってしまう人は、⑬着圧ソックス に加えて、このクッションに足を上げることにより、疲れが軽減します(こっちが本来の使い方😅)。

ただし、このクッションには注意点があります。
・航空会社によっては使用が禁止されている
・シートベルトサインが付いている時は使えない
・通路側の席には使えない
・クッションを置いているので、前の椅子の下に置いた荷物が取れなくなる
・子供が前の椅子を蹴ってしまわないように注意!

このクッションを膨らませる前に、機内で使うもの(機内が寒い時に使う防寒着や、歯ブラシ、非常時のお菓子や水分)を取り出せるように、通路側の椅子の下に移動させたり、頭上の荷物入れに移動するなどの工夫が必要です。
子供の靴は脱がせて、クッションを置く前の椅子の下に片付けます。そして通路側の足元には⑫子供用のスリッパ を置き、トイレに行けるように備えます。

もしも飛行機がガラガラで、エコノミークラス(同じクラス内)のシート一列(3席か4席すべて)が空いている場合、移動してその一列を占拠する事ができます。(心配ならば客室乗務員さんに、ここに移動していいですか?と声をかけると良いと言ってくれるはずです。)
この空いているシートの占拠は早い者勝ちなので、シートベルトサインが消えた瞬間、立ち上がって歩き回り、見つけたら占拠すると良いでしょう。(飛び立つ前の移動は許可されていません。)
そして、フットレストを活用せずともガッツリ横になって眠る、もしくは子供を眠らせる事ができます。子供を眠らせる場合は親が一緒に移動するか、横など見えるところにいる必要があります。シート占拠+フットレスト使用が1番席を広々と使えるゴールデンコースです✨✨

※シート占拠の注意点
・食事の時に客室乗務員さんが食事をどこに配ればいいか迷ってしまうので、食事の時間は体を起こしてその場で食事をもらうか、元の自分の席に戻りましょう。横になって寝ていると配膳をスキップされて、食事を食べ損ねる可能性があります。
・荷物や人の座る場所で飛行機の重さのバランスを取っているらしいので、そのような理由で座れない可能性もゼロではない。

長距離の機内での食べ物

機内食が出るので④機内で食べる食べ物 はフルーツ、インスタント味噌汁、インスタントの春雨スープ等を準備しておきます。⑧いざという時のお菓子 もすこし多めに準備して、飛行機の遅延やトラブルで予定通り機内食が出ない時にお腹空いて子供がぐずるのを防ぎます。
また、客室乗務員さんが機内サービスを行っていない余裕がありそうな時を狙って、お湯をもらうのは同じです。機内食と機内食の間の時間にお腹が空いた時には、まず客室乗務員さんに「何か食べ物ありますか?」と聞いて、何も無かったり、それは欲しいものではない…と感じた場合に、もらったお湯を活用してスープや味噌汁を作り、子供の空腹を乗り切ると良いでしょう。
事前に航空会社のホームページなどから、機内食を子供用のキッズミールなどに変更しておく事もオススメです。

※食べ物の注意点
帰国時ですが、日本に生のフルーツや肉類は持ち込めないため、機内で食べ切るか、上陸前に捨てる必要があります。(ヨーロッパはゆるいので持ち込んでも大丈夫だと思います)
特に食べ物の持ち込みに厳しいオーストラリアやニュージーランドのような島国も事前に持ち込めるものをチェックして、食べきれないものは自己責任でお願いします。

☆首のクッションについて
U字型の首のクッションはお好みで。手荷物に余裕があれば持って行くと、横になって寝ている子供の枕にもなるし、腰に入れて腰痛予防など使い道は色々あります。本来の使い方である、大人の首に付けると快適!という人は使えば良いと思いますが、頭元のヘッドレストでも代用できるので、必ずしも必要ではないです。

ヘッドレスト。手でグイッと起こす。子供の頭の高さには届かないが、多少上下させる事もできる


私なりに理由も分かりやすいように色々書いてみましたが、何よりも重視して欲しいのは、機内で疑問に思ったことや困った事があったら、まず客室乗務員さんに聞く!という事です。このnoteを読んで知ったかぶりするよりも、「ちょっと分からないので教えてください🥺❤︎」という態度で客室乗務員さんに教えを乞う方がスマートだと思います😅
席の周囲かモニターの中に客室乗務員さんを呼ぶボタンがあるので活用してみてください。


それでは良い旅を!
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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