見出し画像

夫婦ブログ『家事と積極性と松田聖子』という訳のわからない記事を夫から丸投げされた嫁ゆっきぃのターン。


どうもこんにちは。

藤山家嫁のゆっきぃです。

あの、あのさ、前回の亮一さんの記事読みました?

まだ読んでないという方はちょっと読んでみてくださいよ。☟

この丸投げ感。

そして褒められてるのかディスられてるのかわからない感じ。

どうです?

私はこれを読んでどう思ったかというとね。



大笑いしました!!


もーね、これぞですよ。

これなんですよ。亮一さんの良さというか面白さというかどうしようもなさというか…。(←褒めてる。)

私が人間ができているかアホなのかは…まぁ…ちょっと置いておいて。


さてと。

この丸投げされた記事をどうまとめていきましょうか。


私がこの話題を毎朝恒例の夫婦の珈琲タイムに出したのはこんな気持ちからでした。

この話題ってこれね。☟

「近頃さぁ、凄くキッチンの事とか色々と家事をやってくれるでしょう?それってカレー作りをするようになって、作る側の気持ちがわかるようになったって事?キッチンに立つようになって家事全般の色んな所に目がつくようになった?」
「色々とやってくれること自体その気持ちだけでも凄く嬉しいんだけど、やってくれることが的確に痒い所に手が届いて凄くありがたい」


『今あなたが自然にやっているようにみえることって実はすごいことなんだよ。』

『今あなたがやっていることってこんなことなんだよ。』

という、私(嫁)という立場からみた様子を知ってもらいたかったからと、いつの間にかこんなに気付いてできるようになったのはどうしてかを亮一さんの口から聞きたかったからです。

実際亮一さんはここ数年でかなりお家のことをやるようになりました。


私たちは現在結婚13年目です。

結婚当初から家事全般は当たり前のように私がやっていました。

それが『結婚』だと思っていましたから。

それに亮一さんはこちらからお願いすればなんでもやってくれる方でしたから私にはたいした不満はありませんでした。

不満どころか大好きですから。(あれ?私アホなのかな…?)


ところで、お家のことをやっている女性の方に問いたいのですが『名もなき家事』ってめちゃくちゃあると思いませんか?

私はこの『名もなき家事』という言葉を思いついた方に大きな拍手を送りたいくらいです!

女性が家事全般をやることが当たり前のようになっているこの風潮はいつまで続くのでしょうか。

育児に関してもまだまだそんな感じだと思うのですがどうでしょう?

(ひと昔前に比べたら男性もかなり家事をやるようなっているのでしょうが、まだまだ女性がやるべきことという認識は変わっていないような気がするのは私だけでしょうか。)

あ、私は別にそこにモノを申したい派ではないのですが、世の主婦の方々はほんとにすごいなぁといつも思っている派です。


さて。

むかーしむかし、私にこんなことがありました。

当時の私は高校3年生。

当時お付き合いしていた彼は11歳年上のバツイチ子なしのエステサロン経営者です。(2店舗ほど経営していたようです。)

その彼が所有しているマンションに休みの度に遊びに行くようになった私は、家ではまったくそんなことをしないのに、彼の家では洗濯やお料理をするようになりました。

まぁ、オママゴトをしているようなものです。

「ふんふん~♪彼のためにお料理も洗濯もしちゃうもんねぇ~♪」みたいな感じです。若いねぇ。

その彼はバツイチなこともあり、家の中で女が料理や洗濯をすることが割と当たり前というか、慣れていたのでしょう。

最初のころは「わ!洗濯してくれたの?!ありがとう!」とめちゃくちゃ感謝してくれたんですね。

お料理だって最初は「わー!♡」なんて言ってすっごく喜んでくれたんです。

が。

がですよ。

夏休みに数日続けて遊びに行った時のことです。

なんだか溜まった洗濯物を見てちょっと「めんどくさいな」と思ってしまったんですね。

これって別に普通のことですよね?

で、こんな思いが湧き上がりました。

「あれ?なんで私がこの人の洗濯をしなくちゃいけないと思ってるんだろ?」

と。

いつの間にか私は「これは私がやらなきゃ」と思っていたわけです。

でもめんどくさい。

というか、なんでこの人が暮らしているこの家で、別に結婚しているわけでもない高校生の私がこの人の洗濯をしなければならないんだ!!

どうして私はいつの間にか「やらなきゃ」と思ってしまっているんだ!!

そんな怒りすら湧いてきたのです。

私はその溜まった洗濯物をチラッと見て、見て見ぬふりをしました。

そんなことを数日続けたある時、彼が口をとがらせてこんなことを言いました。


「ねぇ。どうして最近洗濯してくれないの?もう俺のこと愛してないの?」


ぬおーーーーー!!!!

衝撃!!!

今思い出しても吐きそうです!!!

どうですか?!!

洗濯と愛って関係あります?!!

しかも高校生の私に向かって11歳も年上の、曲がりなりにも社長をやっている男性がこんなことを言うのです!!!

しかし恋愛初心者である小娘の私はひるむんです。

私が悪いのか…と。

タイムマシーンがあるなら当時の私のそばに駆け寄って「そんな男キンタマ蹴り上げてやれよ」と言いたい。

当時の私はそこで「あ…ごめん。そうじゃないんだよ。今からやるね。」と言って洗濯を始めるわけです。

あぁ…

黒歴史…

私が洗濯をし、料理をすれば「うむうむ」と彼はご機嫌です。

やらなければ「愛してないの?」と問うのです。

私は頭を抱えました。

え?

これは何が起こってるの?

私が悪いの?

愛していたら洗濯と料理をする。

愛してないから洗濯も料理もしない。

じゃあ洗濯も料理もめんどくさいと思ってしまうということはこの人のこと愛してないってことなの?!!


まぁ実際その人のことなんて好きでもなんでもなかったんですけどね。(←ひどい。)

その後私はその年上のどうーしょもない男と無事にお別れするのですが、同じようなことがその後何度も繰り返されました。


お付き合いをするとなぜか世話を焼きたくなる。→

洗濯や料理などの家事を彼のためにやってしまう→

最初は感動されるから嬉しい→

いつの間にかやることが当たり前になる→

めんどくさいからやりたくないと言えなくなる→

やらないと「最近どうしたの?」と聞かれるようになる→

家事全般やお世話が義務になる→

限界がきて、やってられるかーー!!とキレてお別れする


私はこれを何度か繰り返すうちに「もうお付き合いなんかしたくない…」と思うようになりました。

自分が種を蒔いていることもわかっているんです。

最初に家事やお世話を始めるのは私の方からですから。

わかっているのに何度もそのパターンに陥る。

もうね、ほとほと嫌になりましたよ。

どうせまたそうなるんでしょ?って。


前にもどこかで書いたと思いますが、私は『人を好きになれないヤツ』でした。

そうですね『恋愛ができないヤツ』ともいいますね。

好きがわからない。

『付き合う』がまるでわからない。

『彼氏』とか『彼女』ってなんだかわからなくてめちゃくちゃ苦悩していました。

『お付き合い』というものをしてみてもどうもうまくいかないし、結局私がめんどくさくなってお別れをするのです。

めんどくさくなる種を蒔いているのは私なのですが。

そこで私は決めました。

「もう『お付き合い』というものをするのはやめよう。」と。

1人の人に絞ろうとするから変なことになるんだ。

『好き』や『愛してる』がわかんないのにお付き合いをするのはやめよう、と。

まぁそこから更にじっくりと自分と向き合っていくわけです。

なぜ男性とお付き合いを始めるとお世話や家事をしたくなるのか。

しなければならないと思っているのはなぜか。

そんなことを観ていくわけですよ。

するといろーんなことがわかってきました。

一番でかかったのは『そうしなければ愛されない』と頑なに信じている自分がいたことでした。

てことはですよ、私は『愛されたい』と切実に思っていたってことです。

私はずーーーっと『愛されたい』と渇望していたわけです。

でもなんもしない私じゃ愛されるわけないって頑なに信じていたわけです。

もーね、衝撃でしたよ。

上手くいくはずがないですよ。これじゃ。

だって『愛』が何かもわからないのに『愛されたい!』なんて思っちゃってるわけですから。

自分が愛してない人から愛されたいなんて思っちゃってるわけですから。

お相手から「好きです」とか「愛してます」なんて言われてもそのままじゃ受け取れない。

じゃあせめてお世話でも…

じゃあせめて家事でも…

そんなことをしていたってわけです。


さてさて。

そんな私がりょういちさんと出会います。

どこがどうなって、何がどうなって、私がりょういちさんをこんなにも大好きになったのかは実際のところよくわかりません。

そりゃあ理由を持ってこようと思えばいくらだって出てきます。

そんなものはいつだって後付けですから。

ですがね、りょういちさんと一緒にいればいるほどこの人のことが大好きなことが明るみになるわけです。明白になるのです。


あれ?

私アホなのかな?

まぁそれはちょっと置いておいて。


私は最愛のりょういちさんと結婚してから名もなき家事を含め、家の中の家事全般をやりました。毎日。それが主婦のお仕事だと思っていましたし、当たり前のことだと思っていたからです。

でもどこかに「あれ?これって女のやること多すぎね?」という思いがありました。

子どもを出産してからは尚更そう思いましたよ。

「あれ?これ不公平じゃね?」と。

その時はほんの少し不満が湧きました。

でもある日気付いちゃったんです。

あれれ?

これって私がやりたくてやってんじゃん!と。

やりたいことしか人間ってやらないっていうじゃん、と。


私は全面的にりょういちさんを信頼しています。

この人は私の話を聞いてくれる人だと100%信頼しています。(勝手にですが。笑)

なのでやりたくないなら「やりたくないと思っている」と言えばいいのです。

でもそれを言わないで勝手にやって、それで「不公平じゃん」とか思っているのはとっても自分勝手で滑稽なことです。

なので私はそれらすべてをりょういちさんに話しました。

「あのね、今私はお茶碗を洗いたくないの(T_T)」

「あのね、私は片付けが苦手なの(T_T)」

「あのね、私はやりくりとかできないしやりたくないの(T_T)」

「でもやらなきゃと思ってるし、それをやらなきゃ嫌われちゃうってどこかでまだ思ってるのぉ(T_T)」


りょういちさんは「そうなんだね」と言いながらいつも聞いてくれます。

私は「そうなの(T_T)」と話します。

そして「じゃあどうしよっか」とフラットな目で、姿勢で、話しをしてくれます。


こうしてだんだんと「奥さん」とか「嫁」とか「母親」とか「女だから」とかの肩書?をいっしょに外していってくれました。

同時に私は私が持っている「夫」とか「旦那さん」とか「父親」とか「男だから」のような観念を外していきました。

まっさらな何にも肩書のない「りょういちさん」がいつもそこにいるのです。


りょういちさんは6年前?に仕事を辞めました。

その後『庭師』になってみたりしたけれど、今はスパイスカレーを創ったりブログを書いたり私の身体と心をケアしてくれています。

(りょういちさんはとっても腕の良い整体師なんですよ。ほんとにうまいの。)

りょういちさんはカレーを頻繁に創るようになって、キッチンに立つことが増えました。

お洗濯やゴミ出しや掃除や片付けをたくさんするようになりました。

溜まっているお茶碗を自ら綺麗に洗って、そしてしまうところまで丁寧にやることが増えました。

『名もなき家事』に気付き、自然にそれをやるようになりました。

私はそこに驚くのです。

私は「え?!!なんで?!!すごい!!」と感動するのです。


押してだめなら引いてみな。


そんな言葉が頭をよぎるのです。笑


でも僕がもっと沢山家事をするのが日常になっちゃうと段々それが普通になっちゃて「凄くありがたい」って思う機会が減るんじゃないかな~
それもゆっきぃにとっては損じゃないだろうか?

☝りょういちさんはこんな風に書いていたけれど、私は絶対にそうならない自信がある。

だって過去にそんな経験をたくさんしましたからね。

いつだってまっさらな『りょういちさん』を観ていますからね。

だから言ったんですよ。

「あのさ、凄くありがたいって私は思い続ける自信あるし、ぜんぜん損しないからもっとやってくれていいんだよ!」ってね。

そしたらなんて言ったと思います?


「もうゆっきぃからの感謝でお腹いっぱいだからこれ以上は無理だぁー。」

「これ以上感謝されたら大変だからこれ以上はできないよぉ~。」


…これがりょういちさんでございます…。


私は毎日感動しています。

「わ!りょういちさんがゴミを自ら捨ててくれた!」

「わ!りょういちさんが私が料理しやすいように洗い物を綺麗に洗ってしまってくれた!」

「わ!りょういちさんが洗濯機を回してくれている!」

「わ!洗濯物を何も言わずに畳んでくれている!」

わーーーーー!!

すごいすごい!!ありがたすぎる!!


でもそれらをりょういちさんがやっていなくてもガッカリしません。

だってそっちが当たり前なんですから。

でもね「洗濯物畳んでくれると嬉しいです!」とか「洗い物したくないので今日はしません。ごめんなさい!!」とかを素直にちゃんと言える状態であるっていうのがとっても大事なんだよねぇ。


やはり人間変化がないと幸せにも気付き辛いものだからね~
だから今日は少し積極的態度を示してみようかと思って夫婦ブログを僕の方からUPしてみたってわけよ~ (´▽`*)
ゆっきぃ喜ぶかなぁ?


ほんっとにねぇ。ずるいよね。

「ゆっきぃ喜ぶかなぁ?」ってなんやねん。

可愛いかよ。

よろこぶっちゅーねん。


あれ?

やっぱり私って…

アホなのかぁ…


さてと。

りょういちさんに再度質問です。

どうして『名もなき家事』ができるようになったのですか?

その自覚はありますか?

家事をやってみてどう感じていますか?


あなたがめんどくさいと思いながらも「やらなきゃ悪いから」と家事をやっているのはわかりました。

虚無を埋めるためにやっているのもわかります。

「ゆっきぃを楽にしてあげたい!」なんていう殊勝な心がけでやっているのではないことはよーくわかったし、元々わかっていたことでした。笑

で!その上で!

上記の質問にぜひお答えくださいな。

ぬふふ。

りょういち節、期待してまっせー!

藤山家嫁ゆっきぃ 最愛の旦那さん亮一さんと最愛の娘(7歳)空さん、義理母きみ子さんの4人&愛猫2匹でめっちゃ幸せに暮らしている。亮一さんと私、双方から1つのテーマについてやりとり形式のブログを書き綴っていきます。 夫婦のこと、SEXのこと、子育て…亮一さんの面白い視点に注目!