2024年のクリスマス

2024年12月25日 00:18

クリスマス時期、holiday seasonは街中が華やいで、気分が上がる。
赤や緑、白、ゴールド、
シルバー等の飾り付け、各家屋にこの時期はイルミネーションが点灯していて
帰り道もなんだか明るい。

冬至が明けて日毎に寒さが厳しくなるにつれ、
華やいでいくムード。
キリッと冷たい外の空気を中和させているような気がする。
飾り付けに各ご家庭の心意気(?)を感じる。

冬は外が寒いからこそ、内側の温かさを
いつもに増して、より感じられる季節。

クリスマスになると誰もが子供心を思い出したり、童心にかえるのかもしれない。
星でみると「子ども心」は、獅子座や5ハウスあたりだろうか。

わたしも幼い頃のクリスマスのワンシーンを
思い出したりしていた。

大人になると贈り物をわたす側になることが増えていく。
プレゼントを選ぶドキドキ感。
貰うのも嬉しいけれど
相手のことを考えながら選ぶ時間、それ自体が
すでに受け取っている、自分にとっての贈り物のようなもの、大切なひとなのかもしれない。

数年前にカポーティの「ティファニーで朝食を」の映画を観た。
その後、原作を読んでみたくなり文庫を買った。
本の中には短編が4篇あり、
「クリスマスの思い出」というお話がとても良かった。
男の子とばあや(かな？)の仲良し物語。
バディな感じが最高だった。
このストーリーは、いま考えると水瓶座性な気がする。

小学3.4年くらいの頃に、こどもセンターの図書館で一冊の絵本に出会った。
北欧のノームの生態が事細かに、リアルな筆致でかかれている大判の図鑑のような絵本。
当時のわたしは夢中で読んでいた。
同じ本を何度も借りては返却を繰り返していた。
夏休みにも借りて、返却期限ギリギリになって
家族で母の実家の山形県へ自家用車での長旅に出発する朝。
センターの図書館へ返却するために父の運転で向かった。
「こっちの道」「いつもここ曲がるの」
幼いわたしが横から"なんちゃって"な
道案内をしていると
父は「そうか〜　ハイハイ〜」
「車は急に止まれないからな〜」
と、ちゃんと応えてくれたりした。
父も母も、本の虫みたいな内弁慶のわたしを
心配したことがあっただろうか。
いや、それは無いかな。
わたしが今も使っている本棚は
父から譲り受けたものだから。

学校が始まってからも、わたしはまた同じ本を借りて読んだ。

中学生になるくらいまで
本気でノームに会いに北欧へ行きたいと思っていた。
ノームといろんな話をして仲良くしたいと、
ノーム達の存在を信じて疑わなかった。
(というか、事実だと思っていた)
(ちなみに、サンタの存在は子供だったけれど、優しいフィクションか、サンタ伝説くらいに思っていた)

社会人になってから、仕事の帰りに寄った古本屋さんで
同じ本を見つけたときには即座に購入した。
懐かしさと、当時の純真さを
もう一度、思い出したかったのかもしれない。

今も大切な一冊。
パラパラ眺めていたら、見返し部分に
火・地・風・水の四大元素について
書かれていた。
"ノームとは地を代表する精だったのです"
とあった。
なるほど！今わかった。
わたしは月星座が牡牛座。地のサイン。
当時は星の世界のことは知らなかったが、
人間以外に、同じように生きる種に
興味を惹かれたのは
水瓶座性からきていたのかもしれない。

また、子どもは、自分と同じように"小さきもの"に対する親近感を抱くようになっているのかも。
プリョイセンの「小さなスプーンおばさん」も大好きだった。
児童文学「ニルスのふしぎな旅」のアニメでは
ニルスに夢中だった。

あとは、子どもは自身を圧倒するような、"とても大きなもの"にも興味をいだくのかも。
例えば"ゾウ"や"キリン"みたいに
おおきな"電車"や飛行機なんかもね。
ホロスコープでいうと、
「両軸」が効いているのが子ども時代なのかもしれない。