今日の合氣的気づき:「扉をゆっくり閉める」
東大医学部名誉教授で医学博士の矢作直樹さん著「あらゆるストレスが消えていく50の神習慣」を読んだところ、「扉はゆっくり閉める」というのがありました。
扉を閉めるときはゆっくり閉めて、確実に閉まるまで、手を放さないとのこと。さっと手を放して、バターンと大きな音を立てて閉めるのは、自分の動作が途中で終わっているように感じる、と矢作さんは述べています。
矢作さんは、一つひとつの動作に意識を乗せると、心が静まる、と言います。なぜなら、一つひとつの動作を大切にすれば、過去や未来を考えている暇はないから、です。
これを矢作さんは「中今(なかいま)を生きる」と表現しています。
私たちは一日の間に何千、何万のさまざまな動作を行っています。歯を磨く、という動作もいろいろな動きが組み合わさっています。
単純な動作だけでも意識を向けると、生活の質が変わってくるでしょう。
今日もありがとうございます。