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【観劇記】つまり、観劇は大事!

今日は!観劇記!!!

ついに、この日が来ました!!!

ミュージカル観劇解禁!!!!!!!

3週間ちょっとの我慢だったのに、ながーーーい道のりでした。笑
この3週間でどれだけの文化活動が制限されたのだろうか…
(でも実は京都旅行とか登山とか密かに遊んでいたんですw)

三連休の予定がほぼ全部キャンセルされたことにより、
暇で死にそうな私はとにかく劇場へ!!

達成しました、三日連続ミュージカル観劇🎶

観劇記はただの自己満、幸せ発散記録でしかないので、
先に世の中の人に伝えたい事だけ書いておきます。

今、世界中で「コロナショック」で街がロックダウンしたり、国が鎖国されたり、「当たり前のことができない」状況が続いていると思います。
日本政府が数週間前「イベント自粛」「学校休校」と発表された際に、「なんだこのやろー」なんて思っていた時もありました。
でも、この我慢の数週間があったからこそ、今こうして三日連続ミュージカルが実現でき、私としては日本で生きていて本当に良かったと思っています。

ただ、この日本政府の対応については賛否両論あり、「対応が遅い」だの「検査数が少ないだけ」だの「保証が全然されない」だのいろんな批判が飛び交っておりますが、日本国民の皆さんはまず初めに多少の不自由はあっても、普通の暮らしができているだけこんなにありがたい環境はないということ、そのありがたみに気付いてほしいと願っています。

改めて思うけど、日本人にもう少し「自信」を与えたら、もうちょっと幸せな国になると思うんだ…笑 皆、我が国を悲観しすぎだよ。街中行くとほぼ全員マスク付けているし、ちゃんと手を洗うし、そもそもコロナ以前から街は清潔で下水道とかもちゃんと整っていて、何よりもご飯が美味しいし健康的。ちょっと調子悪いと思ったら、保険で病院行けるし、街の薬局では何でも手に入る!これだけでも他国に比べて少しはコロナを抑えていると思うよ。

日本政府が自粛要請を延長しなかったとたん、街に人が増え、イベントも徐々に再開し始め(私にとってはありがたい!)、「平和ボケ」「危機感なさすぎ」とか言われるかもだけど、むしろその平和ボケしているぐらいの方が、良いんじゃないかって思う。※その代表例は私ですw

確かに完全な治療法がない、未知のウィルスが欧米では爆発的に流行していて、このウィルスで苦しんでいる人が何十万人といることも忘れてはなりません。

でもこのウィルスのためだけに、人々の生活を制限することは果たして正しいのだろうかって思うんです。私は専門家じゃないし、正確な数字を調べていないけど、自粛・ロックダウン・鎖国の結果、ウィルス感染者以上の人が苦しんでいる気がするんだよね。

良くも悪くも過去の“人間様”が築き上げてきたものを、こんなちっちゃなちっちゃなウィルスによって崩されてしまって…「人間とはなにか?」とかをここ最近、考えたりもします…

私が人間である一番の良いことは「幸せ」って気持ちを持てることだと思うんですよ。幸福追及ができること、これが人間である意義だと、まぁザックリですけどwそうなんじゃないかなと思っています。(もちろん、異論はあると思います)

このnoteで、私にとっての幸せとはということを度々書いてきましたが、やっぱり私にとっては文化に触れ合い、人と交流し、感動を分かち合うことが、自分にとっての幸せだとこのコロナショックを通して再認識しております。

だから!文化は不要不急ではなく、私が人間として生きていくために必要なものなのです!!!!

てか、どうせ死ぬなら人間らしく生きて死にたい!

そんなちっちゃなコロナちゃんに怯えながら生活して、やりたいことできずに苦しむのなら、思いっきりやりたいことやって死なせてくれ!!笑

もう我慢はしとうございません!!!!!!笑

ちゃんと言っておくと、ただ我慢したくない、コロナばらまいてやるーというどっかのバカとは違って、咳エチケットは守っているし、手洗いアルコール消毒は徹底的にやっているし、よく食べよく寝て、適度な運動をし、発声も忘れず、今まで以上に健康体を維持していますからね。多分ここ数年で一番健康的!笑

劇場も、入場時には全来場者を検温、アルコール消毒、マスクは全員着用、適度な換気、不要な会話は抑えてというアナウンスまでもwかなり徹底されて運営されています。みんなそこまでしてでも観劇をしたい!という本気を伺える万全の体制で生きているのです。

これだけやって感染拡大したら、ちゃんと自粛するよ←
人生、何事もトライ&エラーですよ。

さて!

ここからはただ、幸せを語ります!笑


3月20日(金)ソワレ アナスタシア

どうしても観たかった「アナスタシア」日本公演を観てきました。
これは再開してくれることを信じて数日前からチケットを確保!笑

一言。

再開してくれてありがとうございます。

アナスタシアはディズニー作品ぽくて実はフォックスというところがよくて、何よりもJourney to the PastやOnce Upon a Decemberなどの名曲があり、実は隠れ名作だとこの作品がミュージカル化する前から思ってました。

本当は初日の海宝ディミトリのチケットを持っていたけど、残念な事に中止になってしまい、海宝さんを拝むことなく過ぎてしまって、観に行くのを諦めかけていたのですが、どうしても作品だけは観ておこうと思い劇場へ…

キャストはこちら!画像1

結論、素晴らしい!!

何から語ろう?全てのキャストがイメージ通りの役作りで、二度の中断を経ていたとは思えないほど、かなり完成度の高い舞台だと思いました。

何より衝撃だったのが、内海啓貴さんのディミトリ
実はこの日が内海ディマの初日だったそうです。

海宝さんじゃなくて残念とか思って本当にごめんなさいって思うくらい、最高なディミトリでした!若くて勢いのあって、笑顔が可愛くて、わかーにゃとの相性が抜群に良いステキなディミトリ!初日とは思えない!!!

主演の葵わかなちゃんのアーニャも、可愛くて透明感のあるピュアなアーニャ。
歌のインパクトはもう少しほしい感じだけど、演技がとてもキュート♡

一番楽しみにしていた山本耕史さんのグレブは言うまでもなく最高。
歌上手いし、立ち振る舞いがかっこいいし、全て好き♡
ただ、グレブって誰やねん?笑
アニメではラスプーチンで、こいつがまぁ悪いやつで、グレブはそのポジションだと思ったんだけど、わりとええ奴やってん。
これ、BWではラミンが初演を演じてて、そのイメージもあってか、耕史グレブもどこかラミンぽくて、とりあえずファントム演じてよという感想。笑

ベテラン勢の大澄ヴラド、堀内リリー、麻実皇太后はさすがの存在感と安定感で、若さと勢いのわかーにゃと内海ディマとのバランスがとても好きでした。

そして、アナスタシアの魅力の一つは音楽🎶
思わずBW版のCD買っちゃった^^
ちょっとロシアではロシアっぽくて、パリではパリっぽい感じ!?
"Paris Holds the Key (To Your Heart)“はめちゃめちゃパリアメっぽいところも好き(演出含め)
個人的にはバレエ鑑賞でのカルテットが好き。というか耕史グレブと内海ディマの声の相性がとても良くてずっと聞いていられる!
日本版のCDも出してくれないかな〜

というのがアナスタシア初観劇のだいたいの感想!
(結局、どハマりして2日後にまた観に行くことになりました…笑)


3月21日(土)マチネ サンセット大通り

本当はLittle Shop of HorrorsかWhistle Down the Windを観たかったけど…
当日券がなく、まぁ濱田めぐみさんのノーマでも観たいな〜
となんとなく行ってきました。笑

キャストはこちら!画像2

サンセット大通りは5年ぶりの観劇。

やっぱALWは天才ですわ。

そして濱田めぐみは日本ミュージカル界の宝!

5年前は安蘭けいさんを拝見したのですが、お二人とも存在感と大女優感は共通して出ていても、演じ方が全然違うのがおもしろい。

安蘭さんはどっちかというと年相応の今も自分の栄光を引きずっている大女優って感じがした(ような記憶)けど、めぐさんは17歳のピーク時から時が止まっているような幼さがあって、その解釈か!という驚き。

そしてもちろん、言うまでもなく、圧倒的な歌唱力。

このためにお金払っていると言っても過言ではないくらい。笑

そして相方の平方元基さんは5年前は安蘭さんコンビで拝見していたのだけど、
安定感が増していて、安心して観ていられました^^
高身長で舞台映えする体格ね!
あのドライな感じがジョーっぽくて好きよ。

この日は偶然にもめぐノーマ&元基ジョーの2020年版初日だったとのことで、二日連続キャストの初日の瞬間に立ち会える幸せを噛み締めて…
そしてカテコのめぐさんの挨拶で号泣。
私たちも観劇できる事が嬉しくて嬉しくてたまらないけど、それはキャストさんも同じ気持ちなんだろうな…と。
そして、締めには「ちゃんと手洗いして、よく食べて、よく寝て、健康でね」というめぐさんのメッセージもめぐさんらしい!

ちなみに3月22日はALW卿のバースデーらしいです。ただそれだけ。HBD!


3月22日(日)マチネ アナスタシア(二度目!笑)

2日ぶりのアナスタシア!笑
というのもリトショ当日券を狙いに行ったら見事に粉砕し、渋谷へ移動して当日券チャレンジ!わりと早めに番号を呼ばれ、無事に確保。
たぶん相当内海ディマと耕史グレブに会いたかったんだろうな←

キャストは20日ソワレとほぼ同じ!
ただヴラドが石川禅さんというとこだけ!
(ちなみに、今更ですけど、禅さんはアニメのディマの吹替をされていたんですって!!wiki情報)

禅ヴラドと堀内リリーのデュエットでは拍手が鳴り止まないくらい、
かなり会場が盛り上がっていたと思います。
(ただ、みんなマスク着用のため、声を出さなかっただけ…笑)

今日は一階席から拝めたので、より表情が見えて良かったです。

やっぱり観劇は2回以上するものですよ。(違うw)

もうちょっと舞台について触れておくと、
アナスタシアはTHE王道ハッピープリンセス系ミュージカルなんだけど、
「THE悪役」という悪役がいないんですよね。
ディズニーの王道系が好きだったらちょっと物足りないかもと思う。

でもそれが結構最近の”プリンセス系“の傾向にある気がして。
完全悪はこの世に存在しない。というストーリーが多いですよね。
アナ雪とかモアナとか。

私はグレブがアニメでいうラスプーチン的な役割かと思ったら、
結構ええやつなんですよ。彼にも彼なりの信念があるんです。
(なんかLes Misのジャベールみたいな…)

正直、悪役がいないとハラハラドキドキがないからちょっと盛り上がりに欠けるところはあるけど、総じて素晴らしい作品なので、これは是非ミュージカル初心者の方にオススメしたい一作品です。

Journey to the Pastの歌詞にもあるように
Home, Love, Family
がテーマの作品なので、今の心が腐った世の中にはぴったりな作品です。

あと1週間で終わってしまうのが非常にもったいない。

宝塚でもやるそうですが、これはブロードウェイのバージョンをそのままにしてほしい…宝塚風演技だとちょっと冷めてしまうかも…

とにかくこの梅芸のアナスタシアを再演かBW版の来日がいいですね。

とりあえずCDを聴いてアナスタシア不足を解消しておこう^^


以上、三連休の報告!充電完了!!
これからもたくさん観劇するぞー!
(そして、そろそろゴスペル歌いたいぞー)

ここまでお読みになってくださった皆様はお身体にお気をつけて、
よく寝て、よく食べて、よく笑って、よく歌って、
元気でステキな毎日を送ってくださいね🎶

いつか、コロナちゃんと和解できる日が来ることを祈って…

日々感謝。

おおゆき@山本耕史のファントムが実現されるまで死ねない

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