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【法人化3年目の体験談】今年の売上は1300万程度で着地しそうです。

※この記事は、旧ブログPermanent-Tilの2019年12月25日の記事を加筆修正した上でnoteに再投稿したものです。

この記事はフリーランス Advent Calendar 2019の25日目の記事です。

2016年にフリーランスエンジニアとしてキャリアをはじめて、幸運なことにも売上が右肩上がりで伸び続け、開業1年半で会社設立。

そのまま2017~2018~2019と駆け抜けてきましたが、今期はどうやら1300万円程度で着地しそうです。

起業から1年で28% が潰れる、といわれていますが、一応息してます。

去年(2018年)の記事はこちら

なぜ倒産の壁を突破できたのか


運。

というとそこで話が終わってしまいますが、実際には私は今までは

・社員を雇わず

・オフィスを借りず(バーチャルオフィスは登記のために借りた)

・無駄なコストを省くかわりに、自分の生産性・売上を最大化する

戦略でやってきました。

フリーランスは初期投資が少なく、経費のかかりにくい、あるいは自分でコントロールできる職種です。

なので、「守りに傾けて、キャッシュをちびちび拾っていく」戦略だとそもそも潰れようがないんですよね。

むしろ、人を雇ったり、自社プロダクト一本に絞って集中投資など、いわゆる「スタートアップ」と呼ばれている経営のやり方だと、倒産する確率は上がります。

でもお互いにやりたいことをやっているならそれでいいと思います。

月に100万をコンスタントに稼げるようになると、生活はどう変わる?

私は独身なので独身前提で話をしますが、だいたいこんな感じ。

・家が築47年木造アパートから駅チカタワーマンションになる

・家系ラーメン全部のせに罪悪感を感じなくなる

・1000円定食に罪悪感を感じなくなる

・ディナーの候補が6000~から検索するようになる

・奨学金を一括返済する

・NISAが120万枠を毎年使い切れる

・毎日夜のお店通いはキツイ、破産する

・人におごりまくると結構やばい

・車は買わない(欲しくはなる)

・色々な事情で電車にどうしても乗りたくないときはタクシーで現場まで向かう

・30万のパーソナルジムと契約して鬼速ダイエット(経過中ですが、1ヶ月経過で-5kg)

・不動産投資に興味を持ち始めるが、今の貯金ではボロ物件しか買えなそう...と思ってしまう

生活レベルはどうしても上がってしまいますが、そこそこ「わきまえた」生活に収束してしまうと思います。

なのでもっと上を目指していきたいですね。

何をやっていたのか?

本業(システムエンジニアリング)

事業会社に一人SESで入り込み、事業会社の売上に貢献するWEBシステムをプロパーや他の業務委託の人たちと組んでRails+Reactで開発を行っていました。

業務委託ながらスクラムにガッツリ入り込み、障害対応から後輩の教育(業務委託なので正確には自分の後輩じゃないけど)、モブ設計・モブレビューなどチーム開発を行っています。

よく、「フリーランスは要職につけないからコミットできない」とかいう話をTwitterで耳にしますが、私のスクラムチームのPOはフリーランスですし、もちろん、それに見合った能力があると個人的には思っています。

他のチームでも、スクラムマスターがフリーランスである例を知っています。

人手不足だからかもしれませんが、結局「手を挙げればリーダー的なポジションにだってフリーランスでもなれますよ」って例だと私は考えます。

要は自分次第。

副業、あるいは未来の主力事業の開発

副業としては(副業という言葉あまり好きじゃないんですが...)投資、この本ブログの他に自分で運営しているWebメディアを二本、専門性高めのジャンルと大衆受けしやすいジャンルのメディアをコツコツ育てています。

当ブログは2019年12月時点では15000PV,収益が3000円程度(三ヶ月に一回、基準額に達して振り込み)といった収益性。

今の所専門性高めのほうがチャリンチャリン諭吉を二ヶ月に一回落としてくれるようになりましたが、これは自分で書かなければいけないので非常にコストがかかる…

大衆受けしやすいジャンルはブログのグランドデザインをこちらが決め、記事の執筆は外注しています。が、SEOが課題になっているので改善していかなければいけません。

この副業の「タネ」がしっかり実を結んでくれるのか、今後に期待したいところです。

学習的なトピック

今年は、「Railsならだいたい書ける」と思えるようになってきたので、経営学やビジネス、マーケティング、要件定義を学ぶ時間が増えた一年かなぁと思いました。

とはいえ、エンジニアとして新しい技術に触れるものは楽しいもの。

なので、「Flutter-モバイルアプリ開発バイブル-」などを購入して読んでました。

来年は何をするのか?


来年で二期連続黒字となるので、銀行融資が通りやすくなりそうです。

そろそろ落ちたネットバンク、もう一回挑戦してみてもいいかな。(まずは口座開設から)※2020年9月、また落ちました。泣

そこで、銀行融資(日本政策金融公庫)を利用して借り入れを増やし、より長いスパンでの開発案件を受ける体力を持ったり、あるいは新しい人をしっかり育てていく方向で大まかに進めていくんじゃないかな。

今は自己資本100%ですが、40~50%くらいが実は良いバランスだということも学びました。(コツコツ読んできたファイナンス理論)

見込みのある人を見つけて、高単価持ち帰り案件を見つけて、指導しながら納品する、みたいなやり方ができたらベストですね。

あとはこれは個人の問題も多いのですが、僕は今までコミュニティ活動とかにあまり出ていませんでしたが、2020年からは前より積極的に出ていこうかなと思っています。

※この文章を書いた後、世界がこんなことになるとは思いもしませんでした。

「外部情報を遮断してあとは己の作業、すなわちコードを書き続ければうまくいく」段階から、「外部情報を正しく活用して他の人には見えにくい高単価案件を狙ったりネットワーキングを狙う」段階に来ているのではないかと個人的には思っています。

それでは2020年も、やっていき!

2020年の振り返りはこちら



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