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【トレンドフォロー手法解説】    ~第3章~勝率、リスク編 



前回のおさらい

4時間足は上昇から安値を割ったことで戻り売りを待つ

黄色のラインで1時間の買いが止まることを確認する

1時間が上昇から下落に変わったら売る

4時間の戻り売りの売りと1時間の買いの決済の売り
2つの力で買いよりも売りに偏ることにお金を投資します


4時間でローリバを待つのは分かった

では、1時間で買いが止まったとはどういうことか?
→2回試してブレイクできなかった、更に安値を割ってきた時
→時間経過が経っても黄色ラインを上にブレイクできない時


時間経過が重要な理由
→みんなが損切を1点に集めるのを待つ+新規売りをセットするのを待つ


色々な手法試してる人、自信が持てない人、

この形だけ待ってください


これだけエントリーすれば勝てます
最初は形だけ見て判断する、、それもありです。
エントリーの回数減らせます、損失減る、充分です。

第2章でも紹介してます

1日何回もエントリーしたいのもわかるし
さくっとスキャで勝ちたいのもわかります
こんな1本15分を何時間も待つのが嫌っていうのもわかります

でもこのパターンだけ練習して検証して繰り返すうちに
いずれ大きなロット張れると思いませんか?
何回もトレードして買ったり負けたり神経使うより

前日からチャンスが来そうだなって知れて、
MAでクロスしたからとか
ボリンジャーバンドが収縮して拡散したから
バンドウォークついていくぞとかではなく

4時間で押し目買い待ちだな、1時間で止まったな、
下落の勢いが弱くなってきたな
よし、逆三尊形成だな
買いエントリー!のほうが
負けてもしょうがないなで納得できませんか?
まぁ、負けるときもあるか、10回後100回後どうせ勝ってるからいいや
って思えます

矢印でエントリーしたら三尊の右肩上に損切置いて放置しとけば
いいんです、たまにチャート開いて安値更新してたら損切ずらして
いけばいいです。どこまで伸びるかなんて誰にも分からないです
慣れてきたら、日足のサポートで半分利確とか自分なりに
工夫してもいいですが結局15分ダウ崩れがトータルで強いです
検証してみてください。

決済まで7時間掛かってます
自信がない人は黒丸で+からマイナスになった時
焦ったり、建値で切ったりします
全部取れる人なんかいません☑で決済で十分です
リスクリワード1:1.8あります

形から入ってもそのうち考え始めます


・ではなぜ三尊でたらトレンド転換するのか?
・本によく書いてますよね、Wトップとか三尊とかネック抜けたら
 買え!とか 売れ!とか
・フラクタル構造を認識しろとかマルチタイムフレーム分析が大事とか
 分かりづらい説明で長々と説明されてます


4時間足 上昇トレンドということは

1時間足で下落トレンドが終わったら買いましょう

・トレンドが終わるときには買ってる人売ってる人の攻防が起きているから
 Wボトムになったり、逆三尊が結果的にできる
・ネックラインブレイク(緑ライン)するということは
 売りが諦めて買いに偏ったということ

ネックラインブレイクでどこでも入るではなく、
どこで攻防が起きている?
→4時間の買いと1時間の売りがぶつかっているところで
→それがたまたま三尊やWボトムになっているだけ


①トレンドラインを割るまで待って

②三尊ネックライン割れ確定で入る

焦ってエントリーしてヒゲで戻されることもあるから確定でいいです
急騰、急落して行ってしまったらしょうがない
戻ってくることも多いから変な位置から飛び乗りはダメ
いつもと違う事すると動揺して損切になった場合
全損イベントが発生します


それでは一緒に考えましょう

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5月1日~30日間のEUR/USDチャート

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この4時間足チャートを見て、
上昇トレンド、下降トレンド、エントリーポイントはどこだったか
考えてみてください。







答え

こうなりましたか?
先月のユーロドル4時間足の押し目買い、戻り売りチャンスは
5回だったことが分かります


それでは左側からどういう局面だったのか見ていきましょう


トレード①

4時間足では上昇5波が終わり調整後、安値を割ってきました。
➡ピンクで買っていた人たちは決済したという局面

つまり黄色ラインで止まれば、戻り売りが入りやすいので待ちたい

1時間足では下落5波が終わり、高値を越えてきたので
1時間の売りは決済し買いの流れ

ここで考えることは1時間の上昇5波が始まっても黄色ラインを
ブレイクできず、本当に止まるのかをしっかりと待つ
今は高値を越えてきたから上昇の1波または3波であるから
最低あと1波は上を目指すだろうなと考えること
※一番伸びた波を原則として3波と考える、次の上昇の方が伸びた場合
最初は1波であり、さらにもう1波はくると考えておく

しばらく待つと上昇し、1時間で押し目買いが入っているのがわかる

ここで焦って売らない。本当に止まるのか確認する。
止まらないことがほとんどであり、止まったらいいなくらいで待つ
やるべきことは
①1時間の上昇トレンドラインを引く
②現状の買いが諦めるラインを引いて置く
③待つ

今回は最初の波の方が伸びていることから5波終わって
調整に入っていることがわかる
ここで損切ライン(注文の集中)が移り変わっているのがわかる

トレンドライン割ったことで何がわかるか?
綺麗なトレンドは一定の角度、チャネルで継続する
それが崩れたということは買いが少なくなったということ

だからと言って黄色ラインで逆張りしたり、トレンドライン割れで売ったりしない
逆行して黄色ブレイクした場合
絶対にナンピンしたり、損切できなくなります。
そんなドキドキメンタルで緑ライン付近の10時間以上耐えれますか?

慣れてくればここは1ボトムで行きそうだから耐えることを想定で
早く入る、指標前に仕込むことはありますが、
最初は決着が着いてからエントリーし経験を積みます


戻り高値が~押し安値が~とか言ってる人は
損切の位置が分からず遠回りになるので注意

✖ラインではなく〇ラインで損切してます
充分に時間が経ち、買いが不利であることをわかっています
買いと売りが戦ってるのは〇のラインです。
今回はわずかな値幅の差ですが、広いときもあります
どこのラインを割って欲しくないのか➡諦めるのか
みんなが売りたいと思う位置が買ってる人の諦める位置
しっかりと見極めるのが大事です

1時間三尊で15分Wトップが見えると思います。
上に行く力も無く緑ラインブレイクで売りの優位性が高いことがわかります。

今回は微益ですが、負けないトレードをすることが大事です。
ここでは大きく上昇した理由は後で述べますが、
それでもプラスです。


トレード②


下落5波が終わり、高値を越えたので押し目買いを狙いたい局面
上昇1波または3波であり少なくともあと一回は上昇を考える


1時間足 上昇5波終わり、指標で荒れたが買いは手仕舞いし
下落の流れである。
この下落が黄色をブレイクするのか止まるのか待つ


指標で荒れた時はトレンドライン引くとき無視されることが多いイメージ
しっかりと売りの流れで意識されるラインを探す
今回は実体とヒゲで緑ラインが引ける
どっちか迷うときは下位足を見る


今回は良く伸びていきました。


トレード③

上昇5波終わり調整の局面
本来であれば、上昇のトレンドラインを割ってきていること
意識されている高値帯であり、次は上昇の7波狙いであること
これらにより見送りたい局面だが、

黄色ラインをブレイクしようとしたが、MAで戻されヒゲになり
実体をライン内に戻されるほどの買いが入っている
➡買いが強い、売りを止めるほどの買いがいる


1時間下落トレンドラインも綺麗で、
買いと売りが戦ってるのが緑のラインであることが分かる
1時間足でも実体はやはり黄色ライン内で収まっている

ただ買いが強く入ってきたと言っても
すぐ上昇していく〇
だらだらとレンジ組む✖
7波狙いでありトレンドライン割れているのが事実
一瞬の買いであれば効果は一瞬、やはり上がる力が無いかと思われだしたら
勝ってくる人より売りを考える人が増える


今回は21時30の指標で損切です、
こういうときもあります。
慣れてくれば指標はひとまず耐えるでもいいですがオススメは出来ません。特に大きい指標は上下に振ってきます(FOMC,CPI,PPI,雇用統計,政策金利)
・指標前半分決済、あとは建値or損切まで耐える
・全部決済
・最初からやらない
対策が必須です
ですが4時間のトレンドフォローは指標と被ることが多いのも事実です
テクニカルが綺麗なら最終的には入れるようになった方がいいです。
利益が出ていれば➡半分決済、後は建値
微益orマイナス ➡全決済、半分決済あとは損切位置
        ➡指標後に入りなおす



トレード④

4時間足 上昇5波から買いが手仕舞い
下落1波または3波から調整中の局面
しかし明らかに戻しすぎている、買いが強い
黄色で止まったとしても、時間経過、三尊や高値の切り下げで
買いが諦めるのを待つ必要がある
最初は戻りすぎはパスでいい、他の綺麗なところだけで十分

1時間足、明らかに買いが強い、止まったと見えてもBOXから
     再度上昇もある為注意

アメリカのPMIで急落、緑ラインが買いの手仕舞いではあるが
ここから入るとしてもすでに伸びている。
入る必要はない

他のドルストと見比べて、伸びすぎてない、入りやすい、分かり易い通貨で入ったらいい



トレード⑤

4時間足 下落3波から調整中 あと1波は狙えそうな局面

1時間足 上昇3波 あと1波は上昇がくるのでブレイクしそう

止まって、高値切り下げの形だが時間経過が足りない。
この場合緑ラインに損切を全員が移すかと言われたら全員ではない
MAもしたにあり、売りたいがまだ早いのが分かる
勝率もしくはリワードが低い
➡参加者が少ないから

結果的に下がったが見送っていい
日足のこと考えれば狙ってもいいポイント


以上5回分のトレードでした。
今回は全然伸びてなくしょぼいな、と思う方も多いかもしれません


ですが、日足を見るとその理由が分かります


今月は戻り売りが多く
対して日足は上昇トレンドでした

これを4時間に反映するとこうなります

これを考えれるようになれば、
売りの場合➡日足が逆だから半分はラインで決済して、
残りは15分まで持つとか
買いの場合➡指標だけどここは耐えれるなとか
わかるようになってきます

4時間のトレンドフォローのいいところは
日足と逆でもある程度は動きます。

勝率をあげるならこの赤いポイントを狙うのがおすすめ
ですが、最初は混乱するので
まずは把握するのは4時間と1時間だけでも十分です。
マスターしてきたら日足を分析に加え、
さらにリスク管理、決済力の向上をしていきましょう



おまけ

5月度 GOLD   6回

入る入らないは別としてチャンスと見えるポイントは6か所

① 勝ち RR 1:3.36 +500pips

4時間足 上昇1波もしくは3波から調整中 最低あと1波はある 調整がやや時間掛かりすぎ
1時間足で何回も黄色ラインで止められている 逆三尊からは安値更新せず上昇の流れ
1時間足トレンドライン引いてないと騙しに合う、トレンドラインと1時間ブレイクでエントリー
 

② 勝ち RR 1:1.87 +214pips

4時間足 上昇3波から調整中、1波より伸びた為もう1波はきそう


1時間足は逆三尊形成 トレンドラインブレイク後の緑ラインブレイク待ち


1時間足逆三尊の右肩で15分逆三尊
この場合は15分逆三尊の右肩の前にすでにブレイクした為エントリーはどっちもできる


③ 勝ち RR 1:7.53 +541pips

4時間足 上昇5波から調整中 7波だがチャネルも綺麗な為狙ってもいい
7波狙いで1時間安値更新から一気に上昇パターンなのでできれば戻りから狙う方が安心
MAもブレイクからの下支えのグランビル

④ エントリー無し 

  勝ち RR 1:0.13 +14pips

4時間足 9波狙いで黄色まで落ちてない為狙う必要ない

1時間の波の数え方も2パターンあり、更に微妙

下落から全戻し、すでに伸びている為、売りのラインを損切できるとは思えない
一旦押しからの上昇を待ちたい局面
小さく数えたら下落は終わっている為、トレンドラインブレイクからエントリー
9波で微妙な環境認識から微妙なエントリータイミングな為伸びない

⑤エントリー無し


4時間足 上昇1波または3波から調整中、あと一波は狙えそうな局面
1時間足 1ボトムパターン 本当に止まったとは判断できない
エントリー場所も損切と遠い、5波だとしたらすでに伸びすぎている為リスクしかない


15分の逆三尊で上昇した、狙う必要はない

⑥エントリー無し

4時間足 5波から調整中7波狙い


1時間足トレンドラインブレイクできず、緑ラインもブレイク不可
仮に緑ラインブレイクしても7波狙いで高値更新する可能性は低い為入らない



以上になります。
何回も見直して自分のものにしてください
併せて
Fintokei終了編の【なかなか勝てないなって人は必ず見てください】
を見てもらえたらなと思います!


今回はすごい時間掛かったので
もし参考になった、諭吉わかりやすかったぞ、
って思った方はご褒美に投げ銭してもらえたら
報われます。。。

最近ハマってる31の抹茶のアイス買いに行きます(笑)



ではでは
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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