「悪口は言わないほうがいい」なんて、キレイごとだと思ってたんだけど…
「悪口は言わないほうがいい」とはよく言われる。
だが、オレは信じてなかった。
「悪口ぐらい言わなきゃやってらんねー!」とか、「悪口って面白いし!」なんて思ってね。
「でもまぁ、たしかに言わないほうがいいかもしれない」と、昨日ふと思った。
Netflixの「脱出おひとり島」っていう、恋愛リアリティーショー見てたらね。
悪口を言わない恋愛リアリティーショー
恋愛リアリティーショーと言えば、MCによる悪口がある。
かつて事件が起きた「テラスハウス」でも、MCが出演者をいじりまくって、番組が打ち切られる前はもはや悪口を言いまくっているような状態だった。
性格が良くないオレは正直それが好きだったりしたのだが、「脱出おひとり島」は違った。
MCが出演者をいじったり、悪く言ったりすることがほとんどないのだ。
出演者の女性があざといことを言っても、「あざとい」なんて言わない。
「会話が上手だなぁ!」なんて言ってる。
出演者の男性がずっとモテなくも、バカにしたりしない。
「がんばれ!」なんて励ましている。
最初は「物足りないなぁ…」なんて、思ってたんだけど。
いい気分しか残らない
悪口を言いまくる「テラスハウス」なんかを見てると、たしかに面白い。
でも、終わった後に後味の悪さが残る。
「脱出おひとり島」は、悪口を言わないので、スッキリするような、大笑いするような面白さはない。
でも、終わった後の後味の悪さはない。
見続けていると、徐々に「出演者を応援しよう」という、温かい気持ちになってくる。
ずっと恋愛が上手くいかなかった人が上手くいくと「やった!」と、自分のことのようにうれしくなる。
悪口がないと、強烈な面白さはない。
でも、じわじわとこみ上げてくる面白さがあり、最終的にはいい気分しか残らないんだ。
「悪口って言わないほうがいいんだろうな」と普通に思った。
アラフォーにして。
だが正直、悪口を言わない自信はない。