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運命の輪
「運命が変わってしまった」
「運命を変えたい」
と言う人達に問う、あなたたちが変わると思っていた運命って何?
それってただ単にあなたたちの理想的で順調な日常ではないですか?
つまり、いま目の前で起きていることや、これまでの人生は、
「わたしの運命じゃないから変えたい」
「わたしの運命ではこうなる予定じゃなかった」
と言う事なのだろうか?
自分(運命)という存在を受け入れられず、不都合な事が起こると神や運や他者のせいにする。
「事故に遭って運命が変わってしまった」
「ほんの少しの差が運命を変えてしまった」
いやいや、なにそれ。
その事故に遭う時間、場所、環境、すべてに於いてこれまでに自分が選んできたことの集大成なのに。
都合の良い人間関係、都合の良い環境、都合の良い解釈。
それらにそぐわなければ、自分の運命じゃないって思う人たちはきっと、
今という時間、今あるほんの少しな当たり前の幸せを大事にすることは出来ないだろう。
なぜなら、自分が歩んできた運命に後悔してるのだから。
良いと思えることも、悪い思えることも、
全てがあって「いま」がある。
それはこれからもずっとそう。
その運命を否定すれば、それは自分自身と、自分に関わってきた全てを否定することになる。
後悔しない生き方をしたいなら、
幸せな運命を望むなら
過去でも未来でもなく、「今」ここにいる自分(運命)と、自分を創ってくれたこれまでの全てに感謝することだ。