19/3/23 スポーツニュースPickUp サンウルブズ関連
サンウルブズ削除の背景には、国際舞台での戦略不足があったようです。
「日本の2票のうち1票をフランスに入れれば、19年W杯招致の義理を果たすことはできる。もう1票は南アに入れるべきだった」。国際的な戦略が不足していたという指摘である。
今後、南アラグビー協会との間にすきま風が吹く可能性は高い。真っ先にあおりを受けそうなのがサンウルブズだ。スーパーラグビー参戦が確定しているのは20年まで。以降は日本以外の参加4カ国で構成する主催団体「サンザー」と契約を更新する必要があるが、南アが強硬に反対すれば難しくなる。実際にこんなことがあったと日本協会の関係者が明かす。「投票の直前に南ア側から接触があり、南アに投票しないとサンウルブズの存続が危うくなるとの意向を伝えられた」
交渉ごとでは、したたかな振る舞いも重要ですが、協会内にはサンウルブズ存続を望まない声もあったようなので、あえてという判断だったのでしょうか。
今回のサンウルブズの件を見て思うのは、「2020年の東京オリパラ後、日本のスポーツ界はどうなるのか?」ということですね。その後のビジョンを定め、今からアクションを取っているところは飛躍できる可能性があるけど、それがないところはバブル崩壊に見舞われそうです。