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悶絶ふたたび〜入院 後半戦の記録〜

全てを忘れてしまうその前に、
入院後半戦の記録を残しておきたいと思います。

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今思い返しても
入院中は、ほぼ全日程が痛みとの戦いでした。

背中からエンドレス流れ続ける強力痛み止めのおかげで
傷自体の痛みは紛らわしてくれていたものの、
体の動きに伴う痛みはどうしても避けられない。

くしゃみや咳をしないように耐えるのも死に物狂い。

とにかく何をするにも腹筋って日常的に使われている部位だから
何かと痛む。毎日悶絶のオンパレード。

開腹全開ではないものの、
やっぱりおなか切って縫ってる(正確にはホチキスで留まってる)
って、まぁまぁしんどい。
ということがよくわかったのは私にとって収穫だった。

痛み自体はキツかったけど、
入院中に友人や家族がお見舞いに来てくれたのは
すごくありがたかった。

イルリガードル(点滴を吊るすスタンド)をガラガラ引きながら
お見舞いに来てくれた友人Kに会いに談話室に行ったら
「めっちゃ病人じゃん!」とびっくりされた。
ここぞとばかりに笑わそうとするK。


笑いのせいで生じるおなかの激痛に悶えながら、
友人との時間を楽しみました。楽しかった。が、超痛かった。

ひとつ申し訳なかったのが、術後発熱して汗だくになってたのに
背中の痛み止めを外すまでシャワーが浴びられず、
それどころか着替えもする気力がなく、
超絶キッタネー状態で家族や友人を迎えたこと。ほんとごめんなさい。
たぶん間違いなく、絶対臭かったと思う。ほんとすみません。

よくよく思い返したら、そんなこともあろうかと(?)
しっかり持ち込んだスプレータイプのドライシャンプー。
持って行ったのに使わなかった。意味なし。


退院2日前のお昼過ぎに
ちょうど家族と会社の先輩がお見舞いに来てくれてる最中。
看護師さんが徐にやってきて、背中の強力痛み止めがついに終了に。
ひとまず病室に戻って背中の針を抜いてもらって、
また談話室に戻って談笑。

・・・と、ここまでは余裕ぶっこいてたんだけど、
みんなが帰って病室に戻り、夕飯を食べようとしていたら・・・
おや・・なんか変だ。とりあえず痛い。

痛い!痛すぎる!!!!!!!!(悶絶ふたたび)

私の背中で24時間エンドレス流れ続ける強力痛み止めは、
その効力たるや最強で、
常に私の術後の傷(内臓も皮膚も全ての痛み)から私を守っていた・・
ということに薬の効き目が切れて初めて気付いた・・(遅っ)

「看護師さん!!!!悶絶級の痛さです!!!!!」と
気が狂ったように痛みをアピールしたところ・・
「Yukiさん、背中の痛み止め抜いてすぐ鎮痛剤飲みました?
超痛くなるから、すぐ飲んでおいた方がいいんですよー!」と。。
えええええそんなこと聞いてませんけどぉおおおおおお(発狂)

冷静に考えればわかるはず・・なことに
余裕ぶっこいてた私には気づくことができず・・(ただのアホ)

夕飯を食べている場合ではないくらいの超絶級の痛みに
飲める限りの鎮痛剤を数時間おきに飲み続けて抵抗・・
結局そこから退院までひたすら薬漬けagain・・

結局、痛くない日なんて、一日もないじゃん!!
というもう一つの気づき。入院・手術=毎日悶絶

背中の痛み止めが終了=シャワーOK!ということで、
退院前日、ついに術後初シャワー。
傷口に貼ってあった透明のテープを剥がしたら、
ホチキスで思いっきり留まってる傷口が痛々しかった。
恐る恐る入ったけど、五日ぶりのシャワーは最高の気持ちよさ!
私にぴったりのLazyパジャマに着替えてスッキリ。

これで痛みがなければゆっくり眠れたのかもだけど。。
鎮痛剤と、点滴の痛み止めと、抗生剤と・・とにかく毎日薬漬け。
毎日ロキソニンとカロナールのお世話になってたから、
こんなに偏頭痛に悩まされない毎日は初めて!(でも傷は痛い・・)

抗生剤の点滴も腕に針刺しっぱなしでなかなか痛い。
ついつい何かにつけて、口から「痛い」が出てしまう。
同室の入院患者さんたちもきっと
「あいつ、しょっちゅう痛い痛い言ってんなー」と
思われていたに違いない。。


よくよく考えてみると、
入院中に出してもらったご飯は結局ほとんど食べられなかった。
術後の(物質的な痛みと精神的なもの?の)影響で消化に難ありで、
とても白米を食べる気になれず。。

白米⇨お粥やうどんに変更可能ということを
だいぶ後になって教えてもらい、
最後の何食かはうどんにしてもらった。

術後すぐはお粥一択
でもうどんが好きー


元々あまりお粥は得意じゃなかったんだけど、
マレーシア滞在中に「あれ?なんかお粥いいかも」と思えるようになって。

というのもマレーシアの食文化において、
お粥はなかなかの存在感を放っていて・・
中華系の方々が多く居住されるMuarという地での生活の中で、
生活圏に中華系の食べもの屋さんも多かったから
必然的に目にしたり食する機会も多く・・
いつの間にかお粥に対する不得意認識がなくなっていたのです。
(マレーシアのお粥については、別の機会に書きたいと思います。)


そんなこんなで(?)
痛みとご飯と薬のことばっかりになってしまいましたが・・
私が伝えたかったことは・・

結論:入院・手術=大変(悶絶)

繰り返しになってしまいますが、つまり悶絶だったということでした。
(しつこいですね・・ごめんなさい。)
できることならもう入院も手術もしたくない。
けど、いつどうなるかなんて分からないから・・
とりあえず、避けられるリスクは極力回避しよう!
と、心に誓った経験でした。。

健康第一。これ、ほんと大事!!!!
皆様も、ご自愛ください!!!!!



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