Spotifyによる音楽との出会い
配信系はまだ中南米、沖縄、その他マイナーものなどカバレッジの問題もあるし、音質も不十分なのでCDは捨てきれない。
でも”新しい音楽に出会える”という意味でSpotifyはもはや圧倒的。視聴履歴を元にした”My Discover Weekly”と”My Release Rader”という自動生成プレイリストが秀逸で聴くほどにレコメンドの精度が増す。彼らのAPI仕様みると独自の属性付与がかなり進んでるのが解る。
結果的に、特に海外ではマイナーなアーティストでも配信回数が増えて食えるようになってて、CDは出さず配信だけで勝負してる例も増えてきた。
大手レーベルの”利益追求フィルター”を通らず、広告宣伝費も流通コストも不要な、純粋なレコメンドによる”音楽の発見”が実現されつつある。ちなみに、Spotifyのアーティストページを見てもらうと分かる通り”言葉によるアーティスト紹介”も存在しない。純粋に”音楽”が評価される。
おそらく今後あらゆるコンテンツで同様のことが起きるだろう。
Spotifyで通勤時に週60曲、年間3000曲ほど聴いてトップ3%の約100曲を選び出す僕の年間プレイリストも4本目。マイナーなミュージシャンの楽曲だらけだ。
1991年に論文に書き、2005年にYahoo! Musicで実現しようと夢みた世界がそこに出来つつあるのが悔しくもあり、嬉しくもある。
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