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【歌詞】秋霖ノスタルジア【Lyrics Palette No.024】

―― 作詞した歌詞をつらつらと。
▼思い出や日常、希望をお聞かせください。その想いを詩にいたします。

歌詞

秋霖の調べ 窓辺を静かに濡らす
心の帳に 雨音が染み入る
あの日の面影 セピア色した記憶
遠い君の笑顔 今もまだ胸に残る

傘もささずに彷徨う 雨に紛れて
孤独な心ごと 洗い流されるように
冷たい雨粒 頬伝うたび
募る寂しさは 深海へと沈む

秋霖のベール 街を静かに覆う
一人佇む駅で 過ぎ去りし日々を想う
零れ落ちる涙 雨に溶けて消えてゆく
この胸の痛みも いつか癒えるだろう

秋霖の調べは 心を優しく包む
過ぎ去った季節の 物語を奏でる
あの日の約束も 叶わぬ願いも
この雨の中に 静かに溶けてゆく

雨上がりの空に 架かる虹の橋
希望の光が 心をそっと照らす
新たな始まりを 予感させるように
雨上がりの風は 優しく頬を撫でる

秋霖の後に 訪れる静謐な刻
心の奥底に 響く雨音の余韻
過ぎ去った日々への 感謝を胸に抱き
新たな一歩を 踏み出す力をくれる

秋霖は 終わりと始まりの交差点
過ぎ去った日々を 静かに洗い流す
新たな季節へと 僕らを誘うように
秋霖は 希望の調べを奏でる

秋霖のノスタルジア 心に深く刻む
孤独な夜にも 寄り添ってくれる
雨上がりの空に 瞬く希望の星
新たな明日へと 続く道を照らす



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