量子力学の勉強を少しずつしています。
今日は「黒体反射」という概念を知りました。
記憶が曖昧なので、間違っている箇所があるかもしれませんが、以下に説明します。

かつての物理学者たちは、光の正体を突き止めるため、あらゆる波長の光を吸収する黒に注目しました。しかし完全な黒の物体は自然界に存在せず、そこで考え出されたのが、箱を用いた実験です。箱に一点小さな穴を開け、そこから光を入れます。出口となる穴は小さいので、光は殆ど出て行かずに箱の中で反射を繰り返し、やがて吸収されます。この振る舞いが殆ど完全黒体に近いので、この箱が使われたそうです。

これを知って、大学時代の美術部の後輩の『黒』というタイトルの絵を思い出しました。黒の絵の具を使わずに、混色だけで画面を真っ黒にしたものでした。それを思い出しながら、絵の着想が湧いたので、時間ができたら形にしたいです。

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