この半年間、縄が上手になるためにした5つのこと

どうも話題のエモ縛り手・ゆきすくりーむ♂です。

2020年6月に本格的に縄を習い始め、この半年間沢山縛って沢山失敗して沢山成長ができました。
今年の縄納めは終わってこれから年末年始休みに入るので、半年間の縄活を振り返るnoteをちょこちょこ投稿をしていきます。

まずは「この半年間、縄が上手になるためにしたこと」についてです。
これから縄を始めたい人やもう既に始めているけど、なかなか思ったように成長ができない…人に読んでもらいたいです。

前提としてこの半年間の僕の縄の頻度についてざっくりお伝えをしておきます。

・月に2回の緊縛講習会参加(Titty Twisterにて)
・週1くらいで縄遊び(サロン・SMバー・ハプバー・などなど)
・不定期におうちで自主練

趣味で縄をしている人からすると平均的な頻度じゃないかな?と思います。
半年間この頻度で縄を続けた結果、M字開脚・伏せ・横といった基本的な吊り縄はできるようになりました。

この成長速度も平均よりはやや早めだと思います。(講師の方や先輩方には「成長めちゃくちゃ早い!!」と言われますが半分お世辞だと思って受け取っています…)

とはいえ褒められることが多いのは事実なので、僕が裏でこっそりと縄が上手になるためにしてきたことや意識してきたことをここで紹介します。

参考になれば嬉しいなあ。

習ったことはすぐに自主練

基本の後手縛りと腰縄(ハーネス縛り)を教えてもらったときに実践していたことです。

講習会の頻度は2週間に1度だけですし、その2週間の間何もしなければ正直縛り方なんてすぐに忘れちゃうんですよね。とはいえ都合よく練習相手が見つかるとも限らないので、僕は家にあるものや自分の体で練習できる縛りは習ってすぐに自主練していました。

「すぐに」というのは言葉の通りすぐです。講習会が終わって家に帰ってすぐに今日習った縛りの自主練をしました。

後手縛りは座椅子を縛り、腰縄は自分の腰を縛りました。

画像1

画像2

これまで一番縛ったことのある相手は間違いなく座椅子ですね笑
すぐに自主練をして頭と身体に縛りの手順を叩き込むことが大事です。

目隠しして自主練

縛りを身体に叩き込むために、目隠して座椅子で後手縛りしたり自分で腰縄作ったりしました。

技術向上に寄与しているかどうかは不明なのですが…ただ「目隠しして縛れるくらいなら、目を開けて縛るなんて余裕すぎる」という気持ちのゆとりは生まれます。

この気持ちのゆとりや自信は結構重要です。
初心者の時ってやっぱり人を縛るときに不安や怖さが抜けないんですよね。負の感情を抱いたままですと自分のパフォーマンスは100%発揮できませんし、受け手さんにもその不安は伝わってしまいます。

もし初心者の方で「人を縛るときに不安や心配の気持ちが強い…」という方がいれば、目隠しで何かを縛ってみることをオススメします。

講師や先輩方の所作を真似する

上手な人の真似をする…当たり前っちゃ当たり前のことですね。

講習会の休憩時間の時は他の方の縛りや講師の方の縛りをジーっと見ていますし、ハプバーやSMバーで縛っている人がいたら少し離れた時からプレイの邪魔にならない程度に観察をしています。

身体の使い方・縄の捌き方・受け手とのコミュニケーションの取り方などを観察して「かっこいいな!」とか「ああすると早く縛れるのかぁ」と思うことがあればすぐに自分でも実践をしてみます。

僕はこれを意識するようになってから後手縛りが4分ほど早くなりました。

「練習」の回数を減らす

これはなかなか文章で説明するのは難しいのですが…僕が「練習」と捉えているのは自主練で自分や座椅子、トルソーを縛っているときか、新しい縄を教えてもらってそれを受け手に最初にかけるときの2パターンのみです。

新しい縄で完璧に覚えていないとしても、2回目以降で縛る時は練習ではなく本番のつもりで縄をかけていきます。(本番ってなんやねんって感じですが)

「これは練習」という気持ちで人を縛ってしまうとどうしても意識が自分や自分の縄にいきすぎて相手に割ける意識の割合が減ってしまうんですよね。これだと手順や縄筋は覚えてることができるかもしれませんが、相手を思いやった縄をすることができません。

なので手順を完璧に覚えていないとしても、少なくとも縛っている時は練習の意識を捨てて100%の力で相手を思いやった縄をするようにしましょう。手順がわからなくなった時は一旦止めて講師の方に聞いて、また戻れば良いだけなので。

※ただどのスタンスで縛るのかは受け手との関係性や事前の同意がもちろん大事です。

自分が縛っているところを動画で撮影して見返す

スポーツ選手みたいでしょ?笑
そういえばこれは最近全くしていないですが…。

前の項目で「講師や先輩方の所作を真似する」と書きましたが、自分の縛り姿を客観的に見ることで、上手な人との違いや差が明確にわかるんですよね。あとは自分の癖や時間がかかっている箇所も分かりますし。

僕は最初に胸にかける縄が並行じゃなくて少しズレてしまっている、とか継縄するのに時間がかかってカッコ悪い、とか縄を抜くときにちょこちょこしてて滑稽やな、とかが動画を見返して分かりました。

それで胸縄の位置や向きを意識するようになったり、継縄を早くするためにひたすら継縄を練習したり、縄を抜くときに大きな動きを意識するようになりました。

ショーの練習をしているときに「舞台慣れしている?所作が綺麗」って言われたことがあったのですが、もしかしたらこの経験が活きているのかも知れません。

緊縛はスポーツだ!

書いてみて思ったのですが、まさにスポーツの練習みたいですね。

自主練をかかさず、しかし本当の練習中(誰かに相手してもらう時)は本番のつもりで挑み、上手い人のマネをしながら自分のフォームを客観視する。

ということで本日の結論、緊縛はスポーツだ。

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