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組織に関わるということ

今日ははるばる柏まで行った。
「そんな遠くまで良いのですか?」と気をつかっていただいたが、大学生時代に付き合っていた彼が東武野田線沿線だったこともあり、想い出もあって久々に行ってみた。単線もあるのにアーバンライナーとこじゃれた名前がついた野田線は健在で、駅の基本構造も変わっておらず、懐かしさと共に、1.5時間かけて良くここまで来てたなぁーーー、青春だなぁーーー、と思ってしまった。

個人事業主になって、世の中には色んな人がいて、見知らぬ仕事をしていて、おお!ここにニーズがあるのか!とか、こういう人たちがいて世界が動いているんだなぁと感心することが多々ある。

そして、年齢が上がると、人の人間性がとても大切だなとしみじみ思う。
・この人ともう一度会ってみたい。
・この人と仕事してみたい。
・分野は違うけれど、何かヒントをくれそう。
そう思える人に憧れるし、そうなりたいなとも思う。

今日お会いしたのもそんな方のひとり。
タイで事業をされている方が一時帰国され、そのまましばらく帰れなくなり、このチャンスを逃すまいと時間を頂いてきた。
実は1度しかお会いしたことがないのだが、Facebookやnote等で書かれる内容や、イベントでお聞きした話からファンになり(笑)。
別にオンラインでも国をまたいで違和感なく会えるのだが、やっぱり対面でと思うのも昭和の人間だからなのか。

前置きが長くなったが、起業されてから今までの経緯、仕事や人に対してどんな風に考えているか、等々色々な話をさせてもらった。
そして、あらためて思ったこと。

私が今やりたいのは、もっと組織に関わることだ。

私は、会社とは、有形であれ無形であれ、今、世の中に足りていない何かを提供するためにあると思っている(まぁ、会社という形はどうでも良いのですが)。

なので、本来やるべき仕事に集中できること、組織に属する人々がやりがいを持って仕事が出来ること、人々の強みやリソースをちゃんと活用出来ていることは、とても大切だと思っている。

組織内で、本当はお互いにやりたいことがある、達成したい仕事があるのに、何かがひっかかって上手く流れが作れないことは勿体ないと思っている。だから、そこに対して働きかけをしたいなと考えている。

特に、キーパーソンとなる経営層や管理職等の組織を引っ張る側の人達(トップ層)に働きかけたい。上に行けば行くほどオープンに話せないことも増えて孤独だし、異なる意見を言ってくれる人が少なければ、それだけ視野も狭くなってしまう。多様な意見を受け入れられなかったり、本来現場が思っていることも察知できないコチコチ頭では困る。

トップ層の役割は未来を明るく見せることだと思っている。
トップ層の人達が、組織はまだまだ進化できること、変化は起こせることを信じ続けること、活用されていないリソースの存在に気がつくことが大切で、それが出来ていないと組織は充実した組織にならないと思っている。

だからこそ、私は社外の人の立ち位置から、トップ層が「視野広く考える時間を提供できる人」でありたいと思っている。ゆっくりじっくり深く考える時間はとても貴重だと思う。そして、その結果、組織全体の活性化にひっそりと貢献できたら幸せだ。

さぁ、そこに私の特性でもある語学力をどうつなげるのか。

・・・結論はすぐには出ないけれど、とりあえずここまで宣言(笑)。

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今日お会いしている間に、不謹慎ながら、この人が人を惹きつけるのは何故なんだろう、と考えていた。そして、ふとこういうことかな、と思った。

・自分に対しても、相手に対しても等身大そのまま。
・自分が大切と思うことを大切にしていて、丁寧に時間もかける。
・自他の成長や学びに対する手間を惜しまない。

文章にすると当たり前っぽくなってしまうのだが、それを飽きず驕らず、ずっと出来ることって大切で、そういう人だからファンなんだろうなぁ、なんて思ってみた。

貴重な時間への感謝の気持ちを込めて。

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