「はじめまして」をもう一度。そんな私がいてもいい。
ずっと、noteから遠ざかっていた。
否、ずっと私から遠ざかっていた。
文章を書くのは昔から好きだった。
小学生の頃、一番好きな宿題は作文だった。読書感想文は苦手だったけれど、将来の夢とか、両親への感謝とか、手紙とか、そういうのが好きな子供だった。
本を読むのも好きで、いつしか小説を書くようになっていた。はじめてインターネットに文章を公開したのは中学生のとき。拙い小説をブログにアップしていた。
あれから、10年はたったと思う。私は24になるまで、文章を書いてきた。
ある時は小説を、ある時はエッセイのようなものを、ある時は手紙を。私は私の気持ちを言葉にせずに生きていけないのだと思う。
はじめましての方、はじめまして。あおはゆきです。
24歳の、どこにでもいる社会人。稀有な才能も、類稀なる美貌も、有り余るほどのお金も持っていない、ただの、ふつうの、その辺の、女です。
実は、このアカウントの前に「あおはゆき」でnoteを書いていた。もっというと、別のアカウントでnoteを書いている。
インターネットの海に、まだ私の書いた文章は漂流しているけれど、私はもう一度、あおはゆきとしてnoteをはじめたくなった。
文章を書きたくなるのは、いつだって感情が揺さぶられた時だ。ぐらぐらと心が動かないと書けない私は、きっと凡人だけれども。それでも書いていたい。
もう一度はじめたきっかけは、愛しい人ができたから。
私は、泣きたくなるほど幸福で、息が苦しくなるほど恋しくて、涙がでるほど大切にしたい、苦しくて苦しくてたまらない心を書こうと思う。
今まで、幸せがこんなに苦しいと知らなかった。
私はここを、幸せに流した涙で埋めたい。感情を忘れないように、書いていたい。ただの惚気だ。
数度目のはじめましては、きっとこんなものでいい。
これから、よろしくお願いします。