ゆうか
『愛するということ』と、このnoteについてみなさんは「愛」について少し考えたことはありますか? 私はたくさん「愛」に失敗し、悩んできた過去があります。そんな時エーリッヒ・フロム著の『愛するということ』と出会いました。深く気付きが得られている反面、読み進める上で読解力を求められる本著を自分のイラストでわかりやすく整理できないか、といったのがこのnoteの取り組みになります。 というわけで... 目次(まとめ)『愛するということ』を絵で描いてみた (現在のnote) 第一章
(まとめ)『愛するということ』を絵で描いてみた 第一章 『愛は技術か』 #1「愛は技術か」 第二章 『愛の理論』 #2「人の愛について」 #3「孤独の克服歴史」 #4「愛の定義」 #5「愛の成熟プロセス」 #6「愛する力と対象について」 第三章 『愛と現代西洋社会におけるその崩壊』 #7「愛と現代西洋社会におけるその崩壊」 これまで「愛の技術」の理論的な側面についてまとめてきました。最終章の『愛の修練』では、実際に「愛の技術」を修練(磨き上げていくこと)するにはどのようにす
西洋社会を客観的に見てみれば、兄弟愛・母性愛・異性愛問わず、愛というものが比較的まれにしか見られず、さまざまな形の偽りの愛によって取って代わられていることはあきらかだ。そうした偽りの愛こそ、じつは愛の崩壊のあらわれなのである。 エーリッヒ・フロム著の「愛するということ」を絵で描いてみた・#6「愛する力と対象について」では、愛する能力の基本的なスタンスと、理想的な愛の形についてまとめました。今回は、現実にスポットライトを当て、現代の資本主義社会に生きる人間がどのような(本当は
エーリッヒ・フロム著の「愛するということ」を絵で描いてみたシリーズの2章では、今まで以下の内容をまとめてきました。 第二章 『愛の理論』 #2「人の愛について」 #3「孤独の克服歴史」 #4「愛の定義」 #5「愛の成熟プロセス」 今回は、愛する力とはなにか・愛の対象についてまとめていきます! 愛とはなにか ほとんどの人は「愛する誰かが現れた時、私は人を愛することができるはずだ! 相応しい人を見つけた時、後はひとりでにうまくいく」と考えているが、そうではない。愛の定義で
エーリッヒ・フロム著の「愛するということ」を絵で描いてみた・#4「愛の定義」の続きです。前回は、「フロムの言う"愛"の定義」をまとめました。今回は、愛の中でも「親子の愛」についてフォーカス・まとめています。 ※以下の内容はすべての母親あるいは父親がこういうふうに愛すると言う意味ではない。私は、母親あるいは父親の姿をとってあらわれる母性原理・父性原理について述べている。 愛を成熟させていくプロセス母親への愛着から父親への愛着へと変わり、最後には双方が統合されると言うこの発達
エーリッヒ・フロム著の「愛するということ」を絵で描いてみた・#3「孤独の克服方法」の続きです。2章はボリューム感があったため、いくつかに分割して更新しています。前回、「人間がどのようの孤独を克服しようとしてきたか」という手段についてまとめました。今回は、フロムの言う「愛の定義」についてまとめています。 簡単にまとめると...? *愛は2種類に分けることができる * 未成熟な愛 * 成熟した愛 * 成熟した愛は、依存心や思い上がりを克服・自分の能力を信じて自らの
エーリッヒ・フロム著の「愛するということ」を絵で描いてみた・#2「人の愛について」の続きです。2章はボリューム感があったため、いくつかに分割して更新しています。 「いかに人間が孤独を克服しようと試みたか」前回の#2「人の愛について」では、「エジプトの農民も、フェニキアの商人も、ローマの兵士も現代の事務員や行員も直面する問題はみな同じだ。なぜなら、人間の置かれている状況、人間が生きるための諸条件が一緒だからだ。」とフロムは言っていた。 孤立感から逃れる方法 - 方法1.祝祭
エーリッヒ・フロム著の「愛するということ」を絵で描いてみた・ 1章の続きです。2章はボリューム感があったため、いくつかに分割して更新しています。 (1.愛、それは人間の実存の問題にたいする答え) 愛に関するどんな理論も人間の理論からはじめなければならない。 「動物の愛」と「人間の愛」について 「自然の調和」から前進した結果 「不安」とはなにか? 人間は「人は1つの独立した存在であり、人生は短い。人は自分の意思とはかかわりなく生まれ、自分の意思に反して死んでゆく。愛
エーリッヒ・フロム著の「愛するということ」を読み進めていく上で、深い気づきが得られているような気がする反面、とても難しかったので、絵で描いて理解してみる。 人々は「愛」を重要視しているのに、「愛するということを、学ばなければならない」と考えている人はほとんどいない。 「なぜ、人は”愛するということ”を学ばなければならない、と思わないのか?」それにはいくつかの前提が個別にあるいは、組み合わさっているからだとフロムは話す。 前提1:「愛するという問題」ではなく、「愛されるとい
2018年11月14日、コネヒト株式会社にて『コネヒトーク3nd「ここでしか聞けない!ブランド化するサービスの裏側を大公開」(ゲスト:タカヤ・オオタ氏 / 有川鴻哉氏)』が開催されました。本イベントの参加時のグラレコになります。 まずはじめに、参加者の前提条件を整えるために各登壇者からプレゼンテーションがありました。 (ママリは、パネルディスカッションをする前にみんなに最低限のインプットをいれてくれる親切設計なところがすきです…) CIとは?@タカヤ・オオタ氏 ブ
7/25に開催されたコネヒトークイベントのレポートを描きました。 【タイトル修正】 「#コネヒトーク 2nd いってきましたレポ」から、「「理想のコミュニティ運営とは、公園の管理人」 - けんすう氏、大湯氏のLT・トークをグラレコでまとめる」に修正しました。 コネヒトーク 今回のテーマは「コミュニティ」コネヒトークは、コネヒト株式会社が主催をしている定期開催のイベントです。ゲストはけんすうさん。 今回のイベントの趣旨は、コミュニティをつくりたい人が、「コミュニティとは何