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あなたはどっち派? 全クリエイターに捧ぐ🌟結構簡単マーケティング🌟第1弾

AとB… あっちとこっち…
人生で二択を迫られる状況って、結構ありますよね(汗)

特に漫画家やイラストレーター、クリエイターの方々には一般の方の動向って気になるところじゃないかな、、て思います。


1.書籍デザインマーケティング調査①

こうは言われているけど、ホントのところはどうなの??
比べてはみたいけど、時間やコスト的に割に合わない!

実際問題として実施不可能に近いマーケティング調査を、SNSの力をもってやってみようと思い立ちました☆

今回は、架空の[漫画単行本の表紙デザイン]による、買い手の動向を調査しちゃいます!

🌟想像してください🌟

ふらっと立ち寄った書店に、
コミックスの新刊が平積みされていました。

サンプル画像

あなたが買うなら、どっち?

🌟回答はXのアンケートにて募集中です🌟

🌟集計期間は2024年10月29日夕方5時まで🌟
多くの方のご協力を、お願い申し上げます(礼)

結果は、
迷った時の判断材料として、
困った時の交渉材料として、
ご自由にご活用くださいませ(礼)

※ご留意事項※

  • 集計結果はオープンにしておくので、何かしらクリエイターの役に立つことを願います。

  • サンプル画像は調査用に描き起こした物です。架空の表紙なので、実際の漫画化・販売等は致しません。

  • 作者は無名の人間とします。

  • 表紙は違えど、内容は同じです。

  • 回答したアカウントは非公表ですので、ご安心ください。

  • アンケート期間は場合によって短縮します。

今回の調査は商業の漫画単行本をケースモデルに使いましたが、漫画家さんだけに囚われず、多くクリエイター業に応用出来る調査です。
また、第2弾・第3弾も予定しておりますので、お楽しみに♪

因みに…

「ああしたい」と固まっていて完全フリーの筆者には、殆ど使い道の無い調査だったりします(笑)
ほら、SNSでやる分にはタダなんで、好奇心です。テヘ♪

誰かのお役に、立ちますように🌠


実は、この記事ここで終わりません!アンケート集計期間が終わったら、ガバッと追記します!お楽しみに~♪


2024/11/5追記

2.はじめに

 はじめましての方も、お久しぶりですの方も、どうもこんにちは筆者です。
「前置きなんか良いから、さっさと始めろし!」って方は、目次の『5.結果から考察する』まで読み飛ばしちゃってください。

 なんでこんな無謀な記事を上から目線で書くこうと思っちゃったかと言いますと、直近とある界隈で騒ぎになったとあるご意見を目にし、「あ~、そっか、経験無いってこういうことなのか」と、考えさせられたからであります。

 筆者はクリエイター業に足を踏み出してからは日が浅く、もちろん評価も底辺中の底辺どころか認知されてるかすら怪しいです。妙に正義感ばかりが高く可愛い気も無い、ひよっこです。

 そんな筆者が持ち得る最大の武器が、 “経験” です。

 語ると長くなるので端折りますが筆者は、長いこと第一線で店頭に立ち、中間管理の販売員に従事していました。
 特に、接客が大の苦手だった筆者は「いかにお客様との会話を減らすか」「いかに気持ちよくお買い物して頂くか」≒「いかに店頭商品を魅せ、手に取ってもらうか」を念頭に、売り上げを上げてきました。

 アパレルだったので業態は違いますが、物を『売る・買う』という、販売店とお客様の関係性は変わりません。

 小難しいことは言いません。
 流行り廃れもありません。

 長年店頭で、お客様の動向を観察し研究し勉強し続けた経験値を、腐らせておくのが勿体無いだけですので、ただの自己満足であります。

※筆者は事実店舗での経験しかありませんので、ネット上や電子書籍等の販売に関しては言及しません。

3.そもそもマーケティングとは?

簡単用語解説

 マーケティングとは、

 商品を大量かつ効率的に行う、市場調査・広告宣伝・販売促進などの企業の諸活動

池波書店『広辞苑』第七版より

 を差します。

 市場調査とは、戦略的に商品を打ち出すにあたり行う、情報収集です。
 中には、同業他社へのリサーチや実店舗の集客計測等も含まれます。

 冒頭で行ったSNS(X投票)での「買うなら、どっち?」といった質問も、市場調査の一環です。

 同業他社とは、簡単に言えばライバルです。
 クリエイターの皆さまでしたら、同ジャンルの作品や同レーベルの作家さんがそうです。

4.購買の種類

 商品を買われるお客様の行動は、2種類しかありません。

 “目的買い” と “衝動買い” です。

・目的買いとは、あらかじめ買う物が決まっている物を購入する、お買い物です。
 継続して購入している作品や作家さんの書籍を買うことを差します。

・衝動買いとは、なんとなく気になっちゃった・欲しくなっちゃったから買っちゃった、予定外のお買い物です。
 特に無名の作品は “衝動買い” しか、されません。

 スーパーやコンビニでお買い物をなさる時を想像していただくと、分かり易いかなと。

5.結果から考察する

 最初に目に入るのが、回答率
 左:タイトルロゴの表紙 0%
 右:絵の入った表紙 100%
 かと思いますが、よく見て下さい。

 最終結果、5票です。

 ご、5票ですよ! たったの、5票なんです!

 こればかりは筆者の人望の無さが露呈した結果ですね…
 因みに、幾度かXの投票ツールを使った筆者の最大得票数が3票なので、個人的には随分健闘したなぁ、とは思っています。

 ですが、指標とするにはあまりにも無残な結果なのでは…

 と、憐れむのは、まだ早いです。

 今回の調査はご留意事項に「作者は無名の人物とします」と在ります。
 つまり、筆者です。
  “無名” 加減が分かりやすいんじゃないかと。

 こちらをご覧ください。

 アンケート集計期間終了時(2024/10/29/17:02)の、ポストアクティビティ

 ここで注視して頂きたいのは “インプレッション数” です。

 インプレッションとは、タイムラインやマイページ上でポストが表示された回数の合計です。

 このインプレッション、ただ表示されただけって回数なんですが、コレが実店舗と絶妙に近似してるんです。

 今回の調査は前置きに「ふらっと立ち寄った書店で、コミックスが平積みされていました」としています。
 目的の商品や気になる商品が無ければ、立ち去るだけです。

 ポストが表示された回数(インプレッション数)=什器の前を通ったお客様の人数(来客数)です。
 また、実際に販売できた数を来客数で割ると、購入率が算出できます。
回答数(実売数) ÷ インプレッション数(来客数) × 100 = 回答率(購入率)%

「買うなら、どっち」という質問に対して、回答数が5票。
 今回あえて「買わない」や「選べない」等の質問は設けませんでした。
 実店舗で言えば、買わない方はその場を立ち去るだけなので、回答しなかった方=買わない方(立ち去った方)です。Xでは閲覧数がわかるので、わざわざ項目を作る必要性はありません。

 今回の調査で得られた数字
 最終インプレッション数 → 796
 最終回答数 → 5

 この数字を式に当てはめると
 5÷796×100=0.62814…

 購入率は、な、なんと、0.6%です! たったの、0.6%!

 ぜんぜん売れてないっスね!!!
 悲しいくらい売れてないっスね(号泣)!!!

6.作品を顧みる

 筆者のプロフ固定ポストのインプレッション数は1日平均20程度増なので、一週間で796だと一日平均113強、通常時の5倍以上で伸びています。
 それだけ同業他社さんの注目度はあったかな、と推測できます。

 同業他社さんには、現在既に活躍されている漫画家さんやクリエイターさん、出版社等が上げられます。

 実店舗で同業他社さんがいらっしゃるのは、リサーチ目的、敵情視察です。
 必然的に商品に対する感想やご意見は辛口になりますが、その代わり、確実にご来店して下さいます。しかも何度も日を跨ぎ周回して、じっくりご覧くださいます。

 同業他社さんに自分の作品を “衝動買い” してもらえたら…

  “勝ち” です。

 確実に売り上げは伸びます。

 筆者自身も「同業他社に偵察に行ったつもりが、つい、お買い物しちゃった」経験が、数え切れないほど有ります。

 いついらっしゃるか分からない高フォロワー持ちのX猛者のリポストを待つより、確実です。

 各書影に受ける印象のうち、マイナス点を上げます。

左:タイトルロゴの表紙
・漫画の表紙に見えない
・活字がびっしり書き込まれていそう
・洋書っぽい、等

回答数0票
→ 第3弾か4弾で店頭イレギュラーについて語ります。

右:絵の入った表紙
・パッとタイトルが読めない
・日本の漫画に見えない
・内容を想像しにくい、等

回答数5票、購入率0.6%
→ まだまだ買い手を増やす余地があります。第2弾へ続きます。

 両方に共通するのが、
・ジャンルが分からない
・内容をイメージできない
 です。

 作品のジャンルが分からなければ、購買意欲は湧きにくいです。
 内容をイメージできなければ、更に購買意欲は下がります。

※タイトルをちゃんと読めばローマ字で「なつかない黒猫がデレた時(NatukanaiKuronekoGaDeretaToki)」なので、ある程度は内容を想像できますが、店頭に平積みされている状態だと腰位置より低く、パッと文字、特にアルファベットを読むのは困難です。

 どちらが正解とは言えませんが、自分が買い手になった時、どういった商品を買うかは、想像出来るはずです。
 特にクリエイターの皆様には既に “創造力” が備わっていますので、特別な訓練をする必要もありません。

「自分が買い手になった時、どんな商品なら購入するか」
 常に最善を想像しながら、作品に生かして下さい。

 作品は生み落としたら終わり、ではありません。

 より多く、一人でも多くの方を魅入らせてこそ、クリエイター冥利に尽きると思いませんか?

第2弾へ続く → (只今準備中です)



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