見出し画像

『リモート経済の衝撃 』:全文公開   第2章のまとめ

『 リモート経済の衝撃』(ビジネス社)が1月21日に刊行されました。
これは、第2章のまとめ全文公開です。

第2章のまとめ

・現場にいる作業者が「スマートグラス」というメガネを装着すると、周囲の映像を遠隔地と共有できる。これによって、現場に行かなくとも現場との共同作業ができるようになった。ARグラス/MRグラスはさらに進んだもので、現実空間に3Dのホログラム情報を表示することができる。こうした技術は熟練労働者の減少に直面する日本にとって、大変重要だ。

・グーグル が開発中のProject Starlineは、遠くにいる人同士がまるで目の前にいるかのように話し合える手段だ。これは、コロナ後の時代にも必要とされる重要な技術だ。

・メタは、会議などを仮想空間「メタバース」で開くサービスを開始した。これによって、いまのウェブ会議の問題点を克服できるという。しかし、自分が漫画のような姿の分身になることに抵抗感をもつ人も多いのではないだろうか?
  将来のリモート会議には、ホログラムを用いるものもある。カジュアルな集まりや娯楽はアバター方式で、講義や仕事のコミュニケーションはホログラムで、という棲み分けがなされていくだろう。いずれにしても、われわれの仕事の進め方は大きく変わる。

・世界のさまざまな企業がメタバース構築を目指している。NFT(非代替性トークン)というブロックチェーンの新しい技術を用いると、メタバース内のデジタル創作物を売買することができる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?