小中高生に語る超勉強講座:第2回概要
◆第2回 できる子は平板に勉強していない(2021年7月初旬公開)
・できる子は、平板に勉強していない。重要な点に集中している。幹と枝の区別が分かっている。
これは「山をかける」のとは違う。また、「重要でないことは勉強しなくてよい」と言っているのでもない。重要度に応じた努力配分をするということ。
・真面目に勉強しているのにいい成績がとれないのは、平板に勉強しているからだ。努力が分散されて成果が上がらない。
・成績が悪いのは能力が低いからでない。やり方を間違えているから。
学校教育に関するかぎり、正しい方法で勉強すれば、必ずよい成績をあげられる。
・世の中で重要なことは、全体の2割。できる子は、「何が2割か」を把握している。
2割を完全にマスターすれば、8割の確率で受験に合格する。
それに対して、すべてを平板に勉強すると、合格できない。
・教師の重要な役割は、「何が2割か」を教えること。