![超メモ帳](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15316994/rectangle_large_type_2_5cf30550020564de53344f81abf7712a.jpeg?width=1200)
AIを利用して、紙のメモを保存し、必要に応じて引き出す
「超」メモ帳は、紙のメモと対立するものではありません。協働することができます。
◇ 紙のメモが必要とされる場合も多い
「超」メモ帳の基本的な入力方法はスマートフォンへの音声入力ですが、これがやりにくい場合もあります。
例えば、面談している時、あるいは会議中。こうした場合のメモは、紙に書かざるを得ない場合が多いでしょう。
面談中に紙にメモを取っていれば、「熱心に聞いている」という印象を相手に与えます。
ノートパソコンでメモすることも考えられますが、面談のメモの場合、相手がどんな印象を持つかは、人によります。相手を見ないで入力していると、あまりよい感じを与えないかもしれません。
また、音声入力は簡単にできますが、声を出しにくい場所もあります。オフィスの中などで周りに人が多い場合には、やりにくいでしょう。
また音声入力の精度は必ずしも完全ではないので、誤変換が多く、後から見て判読できない場合もあります。
こうした場合には、紙にメモを取るほうが便利でしょう。
また、スマートフォンへの入力は、音声入力であっても面倒なので、メモは紙に手書きで書きたいという人もいるでしょう。
このように、紙のメモは、いつになっても必要とされる場合が多いのです。
◇ 紙のメモはすぐに写真にする
ただし、紙のメモには重大な問題があります。
第1は紛失です。私も、打ち合わせの際に書いた重要メモを、打ち合わせ後に誤って捨ててしまい、困ったことがあります。
また、捨てないにしても、小さな紙片だと、どこかに紛れ込んで、行方が分からなくなってしまいます。数日より前のメモを探し出すのは、大変なことです。
1つのメモ帳に記入していれば、こうした事故は避けられます。
しかし、そのメモ帳をいつも携帯しているわけではありません。
また、メモが溜まってくると、古いメモを探し出すのは容易なことではありません。
こうした問題に対処するため、紙のメモのスマートフォンのカメラで撮影して、写真にしておくという方法が考えられます。
写真を撮るのはごく簡単な操作であり、また、Googleフォトでは、保存コストや容量を気にすることなく、いくらでも写真を保存しておくことができようになったので、これは実用的な方法です。
打ち合わせや会議が済んだら、すぐに撮影します。
紙は捨ててしまってもよいし、残しておいても構いません。
こうするだけでも、かなり便利なメモシステムになります。
◇ メモの写真は自動的にはアルバムにしてくれない
ただ、できることなら、こうして撮影したメモが大量に溜まった場合に、目的のメモを即座に引き出せるようなシステムが望まれます。
Googleフォトは、アルバムを自動的に作ってくれますが、それは主として人間の顔を認識してのもので、一般的な特徴についてアルバムを作ってくれるわけではありません。
メモだけを自動的にアルバムにするということは、現状ではできません
重要なメモであれば、URLを「超」メモ帳に記録しておけばよいでしょう。
ただし、すべてのメモについてこれを行うのは、とても面倒でしょう。
「メモ」というアルバムを作り、そこにメモ写真を手動で入れるということはもちろん可能です。ただし、これもかなり面倒な作業なので、継続できるかどうか疑問です。
◇ AIを利用して、メモの写真だけを引き出す方法
ところが、アルバムを作るの同じこと(あるいは、もっと効率的なこと)が、実に簡単にできるのです。
これはAIによる画像認識機能を利用した方法で、ごく最近可能になったことです。そして、きわめて応用範囲が広い重要なノウハウです。
その方法を以下に説明します。
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