「超」メモ帳で日常生活を便利・快適に
「超」メモ帳の応用対象は、アイディアメモや複雑なアプリの操作法メモだけではありません。
誰にとっても有効なのは、日常の生活のメモです(『「超」 AI超整理法』、第3章の1)
◇アラートメモ(携帯品メモなど)
第1グループは、アラートメモです。
とくに重要なのが、外出時の携帯品メモです。
同じことを何度も繰り返していながら、同じ失敗を何度も繰り返すことがあります。例えば、旅行時にスマートフォンの充電コードを忘れるといったことです。
また、「家の錠を掛け忘れたのではないかと途中になってから心配になり、戻った(きちんと施錠してあった)」といったことも、1度や2度ではありません
日帰りで外出する場合、旅行する場合等について、携帯品をメモしておき、出発の際にいちいちチェックします。
このメモは、経験を重ねるたびに更新していきます。
アラートメモとしては、この他に、TODOメモがあります。
また、買い物リスト、書籍の購入予定リストなどもあります。
こうしたメモは多くの人が作成していると思いますが、紙のメモではなく、スマートフォンのメモにすることが重要です。それによって、いつでもどこでも見られます。また、音声入力ができます。
そして、スマートフォンに付属しているメモではなく「超」メモ帳にすることによって、どのような端末からもアクセスすることができます。
◇記録メモ
生活メモの第2グループは、生活上の記録メモです。
例えば、健康状態を測定するために、体重や血圧を測定している方が多いと思います。
これらのメモのためには専用のアプリがありますが、そのようなものを使わなくても「超」メモ帳に記録しておくだけで充分です。そのほうが、手軽に使えるので便利でしょう。
日記、園芸作業のメモなどもあります。
もう一つは、電車の時刻表です。いつも使う駅からの時刻表サイトへのリンクを貼っておくと便利です。私はこのようなリンクを前から作っていたのですが、開くのが面倒で実際にはあまり使いませんでした。「超」メモ帳にこのページを作り、キーワードやカスケード目次で簡単に開けるようになってから、利用度が増えました。
最近は、バスのリアルタイム運行状況をQRコードで見られる場合が増えています。このQRコードの写真を、「超」メモ帳に保存しておきます(必要になったときは、グーグルレンズで開きます)。
また、常備薬のメモや、情報が必要になるような書類(保険証、銀行預金通帳、車検証、パスワード、取扱説明書、パスポートなど)について、写真を撮って、それへのリンクを「超」メモ帳に貼っておくことも考えられます。ただし、これらの情報をクラウドにあげることが安全の上から問題がないかどうか、問題なしとしません。これについては注意が必要です。