藤原幸生@ジョブクラフティング

キャリアカウンセリング協会(CCA)認定スーパーバイザー|2級キャリアコンサルティング技能士|MBA(経営学修士)|大阪生まれ→営業→オランダ・ドイツ 事業開発→カリフォルニア 事業企画→キャリア開発支援→フリーランス https://jobcra.com

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最近の記事

失敗しても大ケガしない程度のチャレンジ

これは「許容可能な損失(Affordable loss)の原則」と呼ばれます。 エフェクチュエーションに基づく意思決定は、目的から考えるのではなく、まず手持ちの手段(資源)で「何ができるか?」を具体的に行動のアイデアとして生みだすことです。 そうしたアイデアは少なくとも自分にとって意味があり、実行可能なものであるはず。しかし、それだけでは、不確実性が極めて高い環境下で実行に移すには不十分です。 どれほど精緻に予測したところであてにならないのであれば、むしろ、予期せぬ事態

    • 起業して1年の振り返り〜エフェクチュエーション

      起業といっても、実際には案件ベースで顧客企業と業務委託契約を交わして働くフリーランス。 法人化せず、個人事業主としての登記で開業して1年が経ちました。 当初は、失業手当をもらいながら旅行したりスポーツしたり、のんびり過ごそうと思っていました。というのも、在職中に無償でいろいろ試してみたものの、なかなか集客できず。資格を取って専門性を高めたり、デジタルマーケティングに挑戦してみたものの、手応えを感じることができなかったのであまり多くを望んでいなかったのです。 ところが、思い

      • 開業して1年

        あっという間でした。 特に、この9月、10月は、登壇続きで駆け抜けました。 昨年の6月末に会社を辞めてすぐに、慶應MCCで石山先生のジョブ・クラフティング講座を受講し、10月23日に個人事業主としての届出を済ませ、レゴシリアスプレイのファシリテータ認定を取得。4月から法政大学大学院政策創造研究科(石山ゼミ)に所属しています。 仕事として、ワークショップの設計や個別のキャリア相談、企業向け研修講師やワークショップ・ファシリテーターとして活動するかたわら、ミドル・シニアのキャ

        • ここ最近の遊び学び

          ゴールデンウィークの後半は、気持ちの良い天気に恵まれました。 新しことが続いた4月を駆け抜け、ひと息つき、本やマンガを読み、映画や落語を観つづけています。 これまで避けていたジャンルにも果敢に手を伸ばしています。 ■映画 ★Perfect Days ・ゴジラ−1.0 ・猫と、とうさん ・陰陽師0 ・オッペンハイマー ・アイアンクロー ・劇場版『名探偵コナン100万ドルの五稜星』 ・劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦 ■落語 ★末廣亭 春風亭一之輔/神田伯山、ほか

          「日本の社員の70%が”やる気がない”」は、本当か?

          米ギャラップ社「グローバルワークプレイスの現状2023年版」によりますと… 「従業員エンゲージメント」の強い社員の割合は、2022年に世界全体では過去最高の23%に達した。一方で、日本は2年連続で5%にとどまり、順位は125か国中124位、イタリアと並んで最下位(涙)。 日本では「やる気のない」社員が7割を超えるというのだけれど、本当なのでしょうか? 米国、欧州で働いたこともあり、その当時の肌感覚からすると、「いやいや、日本人がんばって仕事している」と感じることもあり、

          「日本の社員の70%が”やる気がない”」は、本当か?

          幸せについて考えてみると…

          人生2度目の大学院では、「キャリア」について広く深く学び、企業で働くミドル・シニアが、「自分らしさ」を仕事に生涯現役であり続け、理想のライフスタイルを実現するにはどうすればいいのか?をテーマに探究を始めました。 テーマの中に、「理想のライフスタイルを実現する」ことを掲げているのですが、そもそも「理想のライフスタイル」が何なのか? それをイメージする際に「幸せ」について、少し考えてみたいと思います。 幸福度(=主観的Well-Being)とは何か?3つの側面 人が「幸福

          幸せについて考えてみると…

          「職種」も「勤務地」も「時間」も無限定であるという日本的雇用について一言

          4月から市ヶ谷にある大学院に通い始めました。 人生2度目の大学院では、「キャリア」について広く深く学び、企業で働くミドル・シニアが、「自分らしさ」を仕事に生涯現役であり続け、理想のライフスタイルを実現するにはどうすればいいのか?をテーマに、探究していきたいと思っています。 初めて受講した「雇用マクロ」の講義で取り上げられた「日本的雇用」について学んだこと、考えたことをほんの少しまとめてみました。 「職種」も「勤務地」も「時間」も無限定であるという日本的雇用について一言日

          「職種」も「勤務地」も「時間」も無限定であるという日本的雇用について一言

          ジョブ・クラフティングについて、学びはじめました。

          ジョブ・クラフティングとは、いわば、仕事の中に「自分」をひとさじ入れてみること。 定義は、 「従業員が、自分にとって個人的に意義のあるやり方で、職務設計を再定義し再創造するプロセス」 です。 ディズニーランドのカストーディアルを例にとります。 この仕事、オープン当時は「きつい、きたない」の2K職場とみなされていて、新入社員が配属を聞いて泣き出すほど人気がなかったのだとか。 それを、上司・先輩が繰り返し重要性を伝え、自由にパークを動き回り清潔に管理することに加え、ゲストを

          ジョブ・クラフティングについて、学びはじめました。

          なぜ、話すだけで悩みが消え、前に動き始めるのか?

          カウンセリングにおいて、クライアントは、カウンセラーに話しをするだけで、悩みが消え、前に動き始めるようになります。 それは、なぜなのか? 一言で言えば、クライアントの中で、ご自身とのかかわり方が変わるからなのです。 もう少し、詳しくお話しします。 人は、誰しも孤独を感じて生きています。 たとえ、多くの友達や同僚、家族に恵まれていても、心の中では、「本当のことは、誰もわかってくれていない」と、あきらめています。 仕事のこと、家庭のこと、健康のこと、お金のこと… わ

          なぜ、話すだけで悩みが消え、前に動き始めるのか?

          キャリアカウンセリングで得られること

          企業で勤める方を対象にキャリアカウンセリングを続けている中で感じるのは、多くの方、それも、はた目には社会的に成功していると見える方であればあるほど、ひとりで悩みを抱え込んでいることです。 腰痛や肩こりといった不調をうったえる方も多く、これらは、頭のモヤモヤ、胸のつかえ、そして、はらわたの煮えくりといったネガティブな思考や感情が、ずっと体の中に積もったあげくにあらわれた症状…「心の悲鳴」のように思えます。 仕事での不平や不満、「このままでいいのか?」という将来への不安… そ

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          キャリアカウンセラーになった理由

          きっかけは、ある仕事を仰せつかったことでした。 「半分は職場が、半分は人事が、社員のことを見ていて欲しい」 当時の経営トップの意向を受け、人事全員で社員との面談に取り組み始めたのです。 その時に、面談に関する技能を学び、修得しようと決めました。 ある先輩のことが浮かび、その方を真似てみようと思ったのです。 技術畑だったその方は、人事の中でも、若手エンジニアのポテンシャルを見極める、目利きとして活動をされていました。 「開発として素養があるかないか?早めに見極めて、違

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          「自己紹介」 (2024年11月更新)

          はじめましてキャリアカウンセラーの藤原幸生と申します。 大阪生まれの56才です。 大学卒業後31年間化学メーカに勤務し2023年6月に早期退職しました。 フリーランスのキャリアカウンセラーとして活動しています。 11年の単身赴任生活を終え、地元大阪から東京自宅に戻りました。 大学生の二人の息子たちは、それぞれ巣立ち、妻と2人暮らしです。 「仕事の中に「自分」をひとさじ入れる。」 ジョブ・クラフティングという働き方の思考法を大切にしています。 ラテアートのように、自分らし

          「自己紹介」 (2024年11月更新)