#038 中小企業診断士として登録されました
こんにちは。中小企業診断士の多田と申します。
先日、
#027 本日、「中小企業診断士登録申請書」を提出しました
https://note.mu/yukio_tada/n/ndc05ac36abe9
で書いたとおり、9月の初めに「中小企業診断士登録申請書」を提出していたのですが、今月頭の11月1日に「中小企業診断士」として登録して頂きました。
この資格を目指して勉強を開始したのが2017年の秋なので、取得までまるまる2年かかったことになります。2年前には名前すら知らなかった資格ですが、今は頑張ってきて本当に良かったと思っています。
実際に官報に自分の名前が載っているのをみると、気が引き締まります。
中小企業診断士の登録は官報で発表される
…ということで、新しく中小企業診断士として登録されると、名前が官報に掲載されます。
中小企業診断士の場合、月の初めに前々月分の登録申請者がまとめて登録され、登録された方々の名前がその月の中旬の官報に掲載されるようです。
私の場合、11月14日(木)の官報第131号に名前が掲載されました。
ちなみに、中小企業診断士の登録証は既に11月2日に届いています。
こんな(↓)カードです。
官報は毎日発行されていて、インターネットで見ることができる
さて、この官報、普段余り馴染みがないかもしれません。簡単に言うと「日本国の機関誌」です。
行政機関が動いている日には基本的に毎日発行されていて、法令の公布とか、裁判所の判決とか、公共の入札案件とか、日本に帰化された方々の情報とか、が記載されています。
紙の官報は官報発行所という場所(各都道府県に1〜2ヶ所あるようです)で購入できます。加えて、直近1ヶ月分に関しては、電子版をインターネットで見ることができ、PDFを無料でダウンロードできるようになっています。
インターネット版官報
https://kanpou.npb.go.jp/
ちなみに、紙の官報ですが、わざわざ発行所まで買いに行かなくても、インターネットで注文・購入することができます。注文した官報は郵便で自宅に届けてくれます。
私も、記念に自分の名前が掲載されている官報を注文しておきました。
1部143円。支払は同封されている郵便振替票で後払いです。
官報(日刊紙)販売、官報サービス、政府刊行物サービス、官報情報検索サービスのかんぽう
http://kanpo.kanpo.net/
この官報、定期的に読んでいると、国の色々な仕事を知ることができて意外と面白かったりします。
大きなところでは、「元号を令和にする件」とか、先日の台風被害に関連して、10月13日に「非常対策本部を設置する件」に関する特別号外が出ていたりします。
中小企業憲章について
最後に、診断士試験でもよく出題される「中小企業憲章」について書いておこうと思います。
「中小企業憲章」は、政府の中小企業政策に対する基本的な考え方と方針をまとめたものです。2010年に閣議決定されています。
中小企業憲章について(METI/経済産業省) https://www.meti.go.jp/committee/summary/0004655/kensho.html
この中から、「基本理念」の重要な部分を抜き出してみます。
中小企業は、経済やくらしを支え、牽引する。創意工夫を凝らし、技術を磨き、雇用の大部分を支え、くらしに潤いを与える。意思決定の素早さや行動力、個性豊かな得意分野や多種多様な可能性を持つ。経営者は、企業家精神に溢れ、自らの才覚で事業を営みながら、家族のみならず従業員を守る責任を果たす。中小企業は、経営者と従業員が一体感を発揮し、一人ひとりの努力が目に見える形で成果に結びつき易い場である。
中小企業は、社会の主役として地域社会と住民生活に貢献し、伝統技能や文化の継承に重要な機能を果たす。小規模企業の多くは家族経営形態を採り、地域社会の安定をもたらす。
こうした中小企業のポテンシャルを高め、世の中をもっと良くしていくお手伝いができたらと思います。
まとめ。
(1) 令和元年11月1日、無事に中小企業診断士として登録させていただきました。
(2) 診断士の登録は官報で発表されます。官報は毎日発行され、インターネットでも公開されていますので、定期的に見てみると何か発見があるかもしれません。
(3) 中小企業憲章で述べられているように、中小企業を元気にすることが日本を元気にすることにつながると思います。少しでも貢献できるように尽力したいと思います。
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(ここに書かれている内容はいずれも筆者の経験に基づくものではありますが、特定の会社・組織・個人を指しているものではありません。)
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