ツール系アプリにログインボーナスをつけた結果がヤバイ
こんにちは、個人でアプリ開発しているYuKiOです。
最高にかっこいいHacker Memoなどアプリを15本リリースしています。
アプリ開発を通して「気付いたこと」、「感じたこと」、「役立ったこと」などを現在進行系で発信しています。
今日のテーマは「ツール系アプリにログインボーナスをつけた結果がヤバイ」です。
まず、結論から書くと「継続率に大きな貢献はしない」と考えています。
どうしてそう言えるかについては、最後までお読み頂けたらと思います。
アプリをリリース後にダウンロードも大事ですが、継続率も重要なポイントになってきますよね。
アプリのアナリティクスを確認していると、3日目を境に継続率が下がる傾向にありました。まさに3日坊主ですね。
継続率を維持させる対策として、通知を出すのが一般的ですが、能動的にユーザーに3日坊主の壁を超えて欲しいと思ったわけです。
そこでスマホゲームである、「ログインボーナス」をつけることにしました。
本来は有料プランに加入しないと設定できない壁紙、アプリ内使えるテーマーカラーなどを6日間にわたって手にいれられるようにすれば、とりあえず毎日アプリをひらく動機になると思ったわけです・・・
ただ、先ほども書いたように効果がでませんでした。
では、なぜ効果がなかったのか原因を考えてみたのですが・・・
当たり前な話として、「毎日アプリを開く理由が弱い」ということに尽きます。
ゲームだって面白いから、アイテムを獲得するためにログインボーナスを得たくて毎日開いていくうちに、習慣化するというステップを踏みます。
そもそもゲームがつまらないなら、ログインボーナスも不要です。
ツール系アプリも同じで、毎日使うまでに至らなかったのは、ユーザー体験を良いものにできなかったことが原因だと考えられます。
じゃあどうするか?
そのヒントが、習慣超大全という本になるかなと考えています。
P262に「感情が習慣を作る」という部分があります。
行動に強いポジティブな感情が合わさると、短時間、もしくは数日で習慣化するというものです。
例えば、ChatGPTで衝撃を覚えて、それから毎日使っている人もいるのではないでしょうか?
つまりアプリを使った時に、「すごく便利だ!」、「これはいい!」のような感情を作り出すことが継続率向上の鍵になります。
ただChatGPTに革新的な技術でなければ、例えばメモアプリやTODOアプリではそこまでの感情を作るのは難しいでしょう。
そこで、「祝福」によって意図的にポジティブな感情を作り出すことも有効とありました。
何か作業した直後のタイミングで褒めることで、同じようにポジティブな感情と行動を結びつけられるようになるわけです。
例えば登録したタイミングで褒める言葉をトーストなどで表示するなどは有効かもしれません。
これからアプリの改修でこれらの機能を導入していくので、また継続率に変化があったら書かせてもらいますね。
そのあたりもっと詳しく知りたい場合はこの本に書いてあるので、アフィリエイトリンクですが気になったら買ってみてください。
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