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【徳島県鳴門市】おてつたび体験談~「なると金時」収穫作業①~

こんにちは、ゆきおです。
今回は、私が「おてつたび」で体験した「徳島県鳴門市」での「なると金時」収穫作業の体験談を綴っていきます。

場所:徳島県鳴門市
日時:2024年9月5日~9月19日

私が「おてつたび」に参加するのは今回で2回目。
前回は香川県観音寺市にお邪魔し、今回は徳島県鳴門市と前回に引き続き今回も四国地方での「おてつたび」となりました。

徳島県鳴門市

徳島県鳴門市は徳島県北東部に位置し、人口約5万人弱。
鳴門市と言えば「渦潮」で「大鳴門橋」や「観潮船」から「渦潮」を目にすることが出来ます。

また、今回収穫のお手伝いさせて頂いた「なると金時」は名産品の一つで鳴門市里浦にある「JA里浦ファーム」ではブランド化した「里むすめ」に力を入れています。

引用元 https://naruto-3rd.com/hibinaruto/

「おてつたび」とは

体験談を綴る前に「おてつたび」について簡単に綴っておこうと思います。
「おてつたび」とは、「お手伝いをしながら、知らない地域を旅する」をコンセプトにした、新しいお仕事体験サービス。日本各地の「お困りごと」をお手伝いすることで関わり、お給料を得ながら旅をすることができるといったものです。

「おてつたび」との出会い

「おてつたび」を初めて知ったのは2019年。現在のX(旧:twitter)を暇潰しに見ていた所、「おてつたび」と言う文字が目に留まったのが「おてつたび」との最初の出会いでした。しかし、ご承知の通り、その後「新型コロナ」が世界中で猛威を奮い出社はおろか、旅行など論外な状況になり「おてつたび」を使ってみることが非常に困難となってしまいました。しかしながら、5年の月日が流れ2024年7月にようやくご縁があり「おてつたび」のデビューを飾ることが出来ました。

日本が抱える問題と「おてつたび」の可能性

「おてつたび」は前述の通り、「お手伝いをしながら、知らない地域を旅する」をコンセプトにした、新しいお仕事体験サービスで、日本が抱える「人口減少」や「高齢化」などに伴う労働者の「人手不足」の支えとして一躍を担っていると感じています。それを証明しているのが募集の内容です。現在、「おてつたび」の募集をみると、特に新型コロナの影響により深刻な人材不足となっている「宿泊業」や、労働者の高齢化が進む「農業」が中心となっていて、「農業」に至っては従事者の平均年齢が67歳と言う話を聞いたことがあります。

「おてつたび」は2018年7月に設立して6年弱と日が浅く、新型コロナが猛威を奮っていたことを考慮すると実質設立してから3年程と言って良いのではないでしょうか?しかしながら近年、日本の働き方も僅かながらも変化しつつあり、雇用に囚われない働き方も年々広がりつつあります。「おてつたび」の年々掲載は増えていくと思いますし、今後の日本には「おてつたび」のようなサービスがますます必要になってくると私は考えています。

「おてつたび」の特徴

「おてつたび」は雇用労働に比べ遥かに気軽に参加が出来るのが大きな特徴だと思っています。おまけに働く期間が決まっていて、寝泊りの場所は確保されており、募集によっては賄いがある場所もあります。それに自由時間には好きに観光が出来るという特典?つき!「おてつたび」先までの交通費は自費ですが、期間中の生活費のことを考えると少しは相殺出来るのかなーと?

また、参加にあたり「おてつたび参加者レビュー」と言った先人者の声を確認出来る(無い場合もある)のは参加するうえで非常に大きいと思います。

では、そろそろ本題に…?

応募のきっかけ

まず応募したきっかけは
①さつまいもの収穫に興味があったから
②半農半Xに興味があったから
③過去の徳島県一人旅が中途半端に終わってたから

の3つであり、特に難しい理由はありません(笑)

参加者について

今回の参加者は男性4名、女性2名の6人。
20~40代が各1人ずつで50代が3名という構成でした。

お、思ったより年齢層が高めだぞ~?

お手伝いについて

初日は市役所や他のおてつたびの方々などと対面し、自己紹介や今後の日程などに関する説明を受け、その後、市役所の方の運転で市内を広く浅くドライブ観光。(初日はお仕事無し)

2日目よりお仕事開始。この日はおてつたびの参加者と受け入れ先の農家さんが「JA里浦ファーム」に集まりご対面。その後、受け入れ先の発表を農家さんがして下さり仕事場が確定。(以降の仕事内容は私が体験した内容になりますのでご注意下さい)

主な作業内容

①手掘りや収穫機での収穫作業
②重さ別の選別作業
③先端カットやひげ根の除去作業

の3つの作業をさせて頂きました。
また、作業時間は7時~11時の4時間でした。
※写真に関して、受け入れ農家さんに確認を取って撮らせて戴いています。

一面の金時畑
収穫マシーン
収穫いくで~
大量!大漁?(軽トラもう1台分あります)
ミニ金時の先端とひげ根除去~

小学生の時は手で芋を掘っていたので、機械に乗っての収穫は新鮮でした。しかし機械で収穫する分、ベルトコンベアで流れてくる掘られた芋の速度が中々で瞬時に重さを判別して適切なコンテナへ入れないといけないので結構集中力のいる作業でした。

それと作業日初日と2日目で収穫量が倍ぐらい違ったので、農家さんに聞いてみた所、2日目の収穫量がデフォルトだったようで、これを毎日されているのは本当に大変だし凄いなと小学生並みの感想を抱きました。ちなみに2日目からのコンテナの数は40~60箱程でした。1箱が20~30kg程らしいので少なく見積もっても1日800kgぐらいの金時を収穫されていることになりますね(;'∀')

私の受け入れ先の農家さんはご家族3人+パート1人の計4人で営まれていていましたが、畑に出るのは2人だけということで少しでも無力ながらも力になりたいという気持ちが沸々と湧きながら作業をさせて頂くことが出来ました。

最終日に「里むすめ」を頂く

お手伝いも終盤戦に入り、受け入れ農家さんから「里むすめ」を頂けるお話があり、有難く3kg箱を頂きました🍠(本当は5kg箱にしようと思ったけど、持ち帰るのが大変になりそうだったから諦めたのは内緒…)

ママチャリ「里むすめ号?」

帰宅後、蒸かして頂いていますがホクホクで美味しいです😋

作業における準備について

農作業においての準備は事前に市役所の方に申告が必要ですが、市役所の方々が作業靴や帽子、手袋を準備して下さるので基本的に個人での準備は不要でした。しかし、夏場の作業になるので熱中症対策は必要です。私は普段から自転車や徒歩で走り回ったりしているのでタオルと塩分タブレット程度しか準備しなくても大丈夫でしたが、皆様におかれましては自分にあった対策をさせることをおすすめしておきます。

まだまだ、観光やグルメのことを綴りたい所ですが、相当なボリュームになりそうなので、今回はここで区切らせていただいて別の記事で綴らせていただくことにします。

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