広重 -摺の極- 予習メモ
注意書き
この記事は広重 -摺の極-展に行くために見ておいたらいい動画とかまとめてます。
素人が出品される作品を集めたり、関連情報を探してまとめただけの記事です。
なので、間違いが多いことが予想されますし、動画の説明も適当だし、途中で力尽きて動画の感想書いてないとこもあります。
そもそも、著者は別に浮世絵に精通してるわけでもないですし、江戸の名所に至っては関西在住なため、ちんぷんかんぷんです。
○ 今回の展示の予習にオススメの動画
△ 余裕あれば見ておいてもいいな的な動画
□ 今回の展示の関連動画
展示される絵と名所画の元ネタの場所などはこちらをどうぞー
歌川広重本人について
○歌川広重の浮世絵 | 生涯と代表作を徹底解説【広重ぶるう】
日本美術関係ではおなじみの掛軸塾による解説
1時間半ほどありますが、生涯がよくわかりますし、代表作も紹介してます
○【予習】 歌川広重展: 広重 -摺の極- @あべのハルカス美術館
今回の広重展の概要を紹介
30分ほどで見られるので、掛軸塾の動画としては比較的短いので、気軽にどうぞ
○【葛飾北斎&歌川広重を徹底比較!】気象予報士が読み解く浮世絵の天気!絵の天気を見ると二大浮世絵師の個性がまるわかり!
気象予報士の視点で北斎と広重を比較
北斎は雲の形に注目して、広重は色に注目してる
○広重ぶるう (NHKドラマ)
歌川広重が主人公のドラマ
掛軸塾の解説を見て広重の生涯を知ってから見ると、めちゃくちゃよくわかって、すごく面白いのでオススメ
これを書いている8月現在、NHKオンデマンドで見れます
○歌川広重の絵
こちらのサイトがめちゃくちゃよくまとまっていて、色々なシリーズをまとめて見れます
浮世絵について
浮世絵の歴史
○【絵画】日本絵画史④ 浮世絵編(日本画,北斎,写楽,広重,日本文化,ゆっくり解説)
日本絵画の歴史を紹介しているシリーズで、こちらは浮世絵編です
浮世絵の歴史がざっくりわかるのでオススメ
このチャンネル好きなので、もっと伸びて欲しいなー
□【錦絵誕生】カレンダーが浮世絵を発展させた!?(日本美術、日本絵画)
暦を作る時に洒落たものを作ろうとしていった結果、技術が発展して浮世絵に革新がもたらしたという話
ベロ藍
○【青の革命】西洋美術から日本美術へ、青色の歴史を解説
ラピスラズリのウルトラマリンから、ベロ藍までの変遷
ウルトラマリンが高価だったので、青が神聖な色になっていたそうです
あとはベロ藍が日本にやってきて、浮世絵に大きな影響があった話
△浮世絵の絵の具 〜ベロ藍〜【Paints of Ukiyo-e vol.12】浮世絵の青色について
ベロ藍実物を見ながら、どういう風に作られたかなどの歴史を解説
(乾燥した動物の血+炭酸カリウム)加熱して溶かす+ミョウバン+硫酸鉄の溶液=ベロ藍
作り方がなかなかに意味不明で、なんでこんなことしたんでしょうね…
広重の作品
東海道五十三次
こちらで全部まとめて見れますー
○【宿名記憶】米津玄師の「パプリカ」で東海道五十三次の宿場を歌います。【替え歌】【東海道五十三次】
パプリカの替え歌で東海道五十三次の宿場の覚え歌
浮世絵と地名も一緒に流れるので、とりあえず絵を確認したい場合にもオススメ
同じようなの中山道でも欲しいなぁ…
○【最先端の技術】眼で触れる東海道五拾三次 ~浮世絵デジタルの衝撃~
最新技術で浮世絵をデジタルデータ化
注目すべきは、浮世絵は紙のデコボコで立体的な表現がされているということ
普通にスキャンするだけではそれは再現できないので、色々な角度から再現することで、紙の立体感までも再現してしまってすごいです
それにより、浮世絵の超絶技巧にも気付かされます
また、現代の彫師や摺り師の仕事っぷりもわかるので、当時をイメージしやすくてオススメ
△七里の渡し
東海道は名古屋→三重ルートは陸路でなく海路でした
海路のほうが速いというのもありますが、濃尾平野は増水すると浸水したので、そのへんを避けたというのもあるそうですー
絵の元ネタ
○歌川国貞 | 三代目歌川豊国
2分半で終わるのでオススメ
今回展示される広重の肖像画を書いたのが歌川国貞(三代目歌川豊国)
二代目豊国がいる中で、勝手に豊国を名乗ってしまって、面倒だから後の研究者が三代目豊国とすることにしたそうな
名乗ったもん勝ちだけど、まぁ売れてましたしねぇ…
△皇女和宮降嫁旅をたどる 中山道(京~江戸)
木曽海道六拾九次は中山道の宿場町の絵なので、中山道の紹介動画
幕末に公武合体で徳川将軍家に降嫁した仁孝天皇の皇女・和宮がたどったルートで紹介
音声が聞きにくいのが難ですが、わかりやすいし、和宮が読んだ歌で心情が感じられて興味深いですー
△酒呑童子 茨木童子 源頼光 渡辺綱(前期)
酒呑童子については4分20秒から
ほかには茨木童子、風神雷神、地獄も紹介
△牛若丸と熊坂長範(前期)
要約すると、義経が牛若丸の頃に奥州に向かう際、熊坂長範という盗賊が襲ったけど返り討ちにあいました、という話
△源太と梅が枝(前期)
要約すると、源平合戦の時に梶原景季というイケメンがいて、矢筒に梅の花をさしていたそうな。
そこから広がったのいか「梅が枝(うめがえ)」という遊女の愛人がいて、景季の出陣費用300両のために無限地獄に落ちてもいい、といったそうな。
なお、梶原景季は鎌倉殿の13人でも活躍した梶原景時の息子。
△伊勢内宮 御神楽(前期)
伊勢内宮御神楽の絵があるので「だいたいこんなん」というのだけわかっておけばOK