テート美術館展 予習メモ
注意書き
この記事はテート美術館展に行くために見ておいたらいい動画とかまとめてます。
素人が出品される作品を集めたり、関連情報を探してまとめただけの記事です。
なので、間違いが多いことが予想されますし、動画の感想も適当だし、途中で力尽きて現代作家は整理できてません。
そもそも、著者は別に西洋美術に詳しくない上に、印象派以降はちんぷんかんぷんなのです。
なお、動画なければわかりやすいWebサイト、それもない人はWikipediaのリンクはってます。
◎ おすすめ、ぜひ見ておいた方がいい
○ 今回の展示の予習に良い動画
△ 余裕あれば見ておいてもいいな的な動画
□ 今回の展示の関連動画
10分30秒くらいからスタートで。
美術史の全体像
◎【西洋美術史】5000年の歴史を15分に凝縮!!心配になるくらい簡単にまとめてみました。
めちゃくちゃわかりやすくまとまっててオススメ。
ちょくちょく見返して、頭の中の整理に使えそうです。
○印象派から抽象表現主義まで 美術史をざっくり解説【アート解説】
印象派からの流れがうまくまとまってるので、全体像の整理におすすめ。
こやぎ先生の動画ではキュビズムで終わってたけど、それ以降も解説してます。
印象派→後期印象派→フォービズム→抽象画→キュビズム→抽象画→ダダイズム→シュルレアリスム→抽象表現主義
ロマン主義
○ロマン主義とは何かを古典主義と比べて解説!【山田五郎 公認切り抜き】
ドラクロワからの切り抜きです。
俺たちの時代を描くぜ的なそんなん。
ウィリアム・ブレイク
◎【「蚤の幽霊」とは?】あの偉人も降りてきた!イタコ的超常画家ウィリアム・ブレイク【毎夜の降霊会】 / 山田五郎
ブレイクさんのキャラがたちすぎで面白いですw
見えたり聞こえたりする系で、自分の神話を作って絵にしちゃうヤヴァイ人。
毎晩降霊させて見えたものを描き続けるすごい人。
詩人としても影響大でなんなのこのひと…
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
その他版画多数
◎【ターナー】英国最大の巨匠!超もやらせ風景の謎!?【ノラム城、日の出】 / 山田五郎
印象派の元祖、モネへと続く道がよく分かっておすすめ。
イギリスは山陰みたいにどんよりしてたけど、イタリア行って光に目覚めたそうな。
自分の好きにやってもみんな認めてくれる人、うらやましい。
1820年頃の火山噴火は他の画家にも影響大だったそうです。
ジョン・コンスタブル
その他版画多数
○風景画家ジョン・コンスタブルの生涯〜ウィリアム・ターナーとの出会い〜
ジョン・コンスタブルとターナーの人生をざっくり解説。
山田五郎さんみたいなネタエピソード抽出がないので、割と淡々としてます。
ジョンはターナーと違ってなかなかアカデミーに認められなかった苦労人。
ターナーは隣に展示されたジョンの絵を見て描き足したという対抗意識が面白いです。
ジョゼフ・ライト・オブ・ダービー
◎【宗教VS科学】楽しく解説!美術講座、世界を動かしたお大きな対立!!彼らの目に映るものとは!? / こやぎ先生
ジョセフ・ライト・オブ・ダービーの絵と描かれた時代背景を紹介。
神の世界から科学の世界に変わり、絵も変わっていったのがよくわかって興味深い。
今回出品される彼の絵は風景画なので、ちょっと毛色は違うけど面白いのでオススメ。
△3分でわかるライト・オブ・ダービー(人から分かる3分美術史123)
上記動画を見てたら無理に見る必要はないけど短いので、気が向けばどうぞ。
ジョン・マーティン
□【#6 絵画で聖書物語】「ソドムとゴモラの破壊」ジョン・マーティン作
ジョン・マーティンの絵の解説なのですが、ジョン・マーティンの解説はしてないので気が向けばという感じ。
なので、どんな人なのかはWikipediaを読んでおくといいよ!
分類よくわからない人たち
この辺は時代的にはロマン主義のあたり。
そんな有名じゃない人ぽいので適当です。
何派かわからなかったので、とりあえず「分類よくわからない人」で。
動画もないのでWikipediaで(。>_<。)
ジェイコブ・モーア
ジョージ・リッチモンド
「若い頃、彼はウィリアム・ブレイクの信奉者のグループであるエンシェントのメンバーでした。」ということなのでロマン主義かなと思ったけど、検索したら古代派とか出てきてよくわからないので、ここに放り込んでおきます。
Wikipediaは英語版しかなかった…
ジョン・リネル
なんかリネルに師事した人がロマン主義の代表作家らしいので、ロマン主義なのかもしれないけど、よくわからないからここ。
ウィリアム・ローゼンスタイン
どこに入れたらいいかわからなかったのでここで(。>_<。)
ラファエル前派
ジョン・エヴァレット・ミレイ
◎【ミレイ】川で何してるの?戯曲を描いたラファエル前派の最高傑作!【オフィーリア】 / 山田五郎
ラファエル前派=ルネサンスより前のゴシックに戻ろうぜ派
ミレイが絵がうますぎて敵対勢力に認められて引き抜かれて、ラファエル前派終了、あかんやんwww
さらに師匠の嫁をNTRとかいう鬼畜エピソード。
なお師匠はロリコンで有名だそうですw
ロリコンといえば、ルイス・キャロルとアリス・リデルも出てくるよ!
ミレイの奥さんの映画見てみたいけど、日本語字幕ないらしいです、残念
ウィリアム・ホルマン・ハント
□【ウォーターハウス】シャロットの女に隠されたイギリスの闇 / 山田五郎
ウィリアム・ホルマン・ハントの名前と絵が1枚だけ出てくる。
話としてはとてもおもしろいのでオススメ。
オフィーリアとシャロットの女は、イギリスの話で川に流される女性として絵画として好まれたモチーフ。
山田五郎さん独自の考察、当時のロンドンの娼婦がテムズ川に身投げしてた話も興味深いです。
○ウィリアム・ホルマン・ハント / wikipedia
とりあえずミレイとかその辺とつるんでた人、で覚えればいいと思う(適当)
その他の人
ジョン・ブレット
直接つながりはなかったけど、ラファエル前派に近かったらしいのでここで。
エドワードバーン・ジョーンズ
ジョン・ヤング=ハンター
耽美主義
ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー
ちょうどいい動画がなかったのでWebサイトで。
印象派
◎【印象派】美術史を変えた!若い画家たちの挑戦!(前編)
◎【印象派】美術史を変えた!若い画家たちの挑戦!(後編)
めちゃめちゃわかりやすかったです、おすすめ。
・絵の具のチューブの誕生で外で描くようになった
・印象派の絵が緻密じゃないのは、一瞬の光を捉えるため
・印象派の絵が明るいのは色を混ぜていないから
□楽しく解説!美術講座【草上の昼食】歴史を変えた裸のスキャンダル!
モネとややこしいマネ。
フランス人も間違えるらしいw
展示と直接関係ないけど、この絵が炎上して話題になったことで、結果的にマネを慕う人たちが現れるという、印象派誕生に大きく関わった歴史的に見ると重要な絵ですー
神様が裸なのはOKだけど、人が裸なのはNGというのは、なんか見た目が子供でも18歳以上という設定にすれば許されるアダルトゲームに近い屁理屈な気がするw
□好青年画家【バジール】印象派誕生のきっかけになった人! / 山田五郎
今回の展示に直接関係はないけど、印象派誕生のきっかけという重要人物。
ここからモネの動画に続きます。
お金持ちの息子で、彼がいたから印象派が誕生できたすごい人。
好青年なんだけど、若くして亡くなったのが惜しまれます><
クロード・モネ
□【モネ】印象派誕生の定説が覆る!?裏にセザンヌの影・・・【印象・日の出】 / 山田五郎
これまた今回の展示に直接関係ないけど「印象派は、展示のときにディスられて、敢えてその名前を採用して自ら印象派を名乗った」的な有名な話が、実は違うのでは、という話。
フランス語の一次資料にあたって調べて解説しててすごい!
◎モネ「日傘をさす女」消えた少年【山田五郎が解説】 / 山田五郎
モネの人物像がよくわかってとても面白かったです。
フランス語のWikipediaに浮気で出来た隠し子説が書いてるとか、さすがの解説。
睡蓮ばかり描いてたのは妻への鎮魂という説も興味深い。
◎【松田聖子】昭和歌謡の替え歌でモネの奥さんの気持ちに寄り添いたい【弾き語り】 / 山田五郎
上記動画を替え歌で。
元ネタは松田聖子白いパラソル。
おもしろい、好き。
歌詞見ながら聞くといいよ!
アルフレッド・シスレー
○【シスレー】水のような印象派画家〈大親友〉モネ・ルノワールとの超親密な関係
印象に残らない印象派(ひどい)
普通にいい人で面白エピソードがない上に、生きてるうちは売れなくて、死後に売れたり色々と不憫な人。
絵はきれい、光の感じが良くて好き。
○【教科書のような印象派】楽しく解説!美術講座、非個性が個性になる?美しき風景画がシスレー!
やっぱり地味 笑
でも絵はきれい、光の感じは好き。
カミーユ・ピサロ
○【良い人画家カミーユ・ピサロ】なんで同じような絵が14枚も!?【異色の印象派】
印象派の調整役、良い人。
人の絵の良いところを柔軟に受け入れる人。
顔が仙人みたい。
どうしてもデスピサロを思い出してしまうw
○【印象派】楽しく解説!美術講座、印象派を一つにまとめ上げたピサロの美!
印象派の展示に関連する話がわかりやすいです。
素朴な風景を描く田舎絵師。
どうしてもキャラが地味。
顔は仙人みたいでインパクトあるんだけどw
その他の人
アルマン・ギヨマン
フィリップ・ウィルソン・スティーア
象徴主義
象徴主義とは【山田五郎切り抜き】
ヴィルヘルム・ハマスホイ
◎【事故物件絵画?】なぜか怖い無人の部屋…廃墟っぽいのに誰かいそう!?【ハンマースホイ/白い扉、あるいは開いた扉】 / 山田五郎
北欧のフェルメールと言われてる人。
内向的な人で絵まで内向的。
誰もいないのに誰かいそうでなんとなく怖い。
展示に出品される絵も出てくるよ!
抽象画
ワシリー・カンディンスキー
◎【カンディンスキー】抽象画ってなんだ?あなたはナニが描いてあるかわかる?【印象Ⅲ】 / 山田五郎
抽象画が生まれた背景とか、あれ一体なんなんだろうかというのが、少しくらいはわかるかなぁ…
音楽と同じように絵を自由にしてみた的な。
イメージとしては、共感覚者が音楽を絵にした感じなのかもしれません。
なお、真面目そうな顔してるけど、女性関係は最悪のクズ男w
◎ワシリー・カンディンスキーが生んだ「抽象画」の概念 / webサイト
Webサイトだけど、抽象画の概念が少しくらいはわかるかも。
◎ワシリー・カンディンスキー スウィング
展示されるカンディンスキーの作品ページを和訳すると以下のように書いてます。
マーク・ロスコ
◎マーク・ロスコ【Art Encyclopedia #10】
コンパクトにまとまっててわかりやすいです。
余計なものを省いた結果、抽象画になったそうな。
作品単体でなく、配置する空間そのものに大きなこだわりがあったらしい。
○人間の感情を表現する カラーフィールド系抽象表現主義の画家 マーク・ロスコ【アート解説・考察】
マーク・ロスコ、上記動画より少し詳しい。
本人は抽象画ではなく、人間の感情を描いているとのこと。
実際に見る体験が重要らしいので、見るのが楽しみだけど、感じられる自信がないw
ゲルハルト・リヒター
△【ビジネス×現代アート】美大出身OLが解説!ゲルハルト・リヒターってどんな人?
「ええと」が多くて、ちょっと話が聞きにくい。
軽く要約すると、東ドイツの人で、西側の自由な表現に触れてびっくり。
写真は描き手の気持ちが乗らないのが良い。
あとナチスの業を背負ってる的な。
△ゲルハルトリヒター展解説!ビジュラジオ!#10
話自体は結構面白いけど、50分と長めなのと、今回のリヒターの展示への関連性も薄め。
今回のリヒターの展示は1つだけど、ピクセル上になってるのは、色をランダムで載せたものをドット絵で表現してみました的な、そーいうことなのかなと思いました。
デザイナー
モホリ=ナジ・ラースロー
モホイ=ナジ・ラースローについては、上記記事で解説されてるんだけど、前提条件がわからないとさっぱりわからないと思うので、バウハウスから。
ドイツでバウハウスが生まれたけど、ナチスの影響で出て行って、アメリカにニューバウハウスが生まれる。
その辺の流れの解説動画。
最悪、2と6だけ見ればOK。
□【ざっくり解説】「デザインの誕生」デザインの歴史 -01-
アーツ&クラフト→産業革命が起きたけど、粗悪品だらけで、職人が作ったいいのを作ろうぜ的な運動
アール・ヌーボー→アーツ&クラフトはイギリスではだめだったけど、フランスでバズる、なんか植物的なデザインだけど作るの大変で高い
アール・デコ→直線的なデザインで安くなって受けが良くなる
○【ざっくり解説】「伝統芸術からの脱却」デザインの歴史 -02-
ドイツは規格化に成功して、その美に対応するためにバウハウスを開校。
その影響でモダニズムが生まれるけど、ナチスのせいで解散。
□【ざっくり解説】「アメリカの登場」デザインの歴史 -03-
この辺は直接は関係ないけど、見ておいたほうが流れ的にわかりやすい。
シカゴで火事が起きて、建物作り直しになって、そこから機能主義になりましたという話。
□【ざっくり解説】「大量生産の登場」デザインの歴史 -04-
分業が誕生したおかげで1770年頃に近代的な工場が出来たよ、すっごーい!!
ヘンリー・フォード「ベルトコンベアで効率化、流れ作業にしてたーのしー!」
大量生産で車が激安になったよ!フォーディズムすっごーい!
デザインは形だけじゃなくて、どう作るかも重要。
□【ざっくり解説】「商業主義の台頭」デザインの歴史 -05-
お金持ち向けの色鮮やかなキャディラックが出来たよ、すっごーい!
見た目も気にするようになりました。
世界恐慌になって、外観だけ変えて売ればいいや的な感じで、商業主義に。
そして、機械で作られたものも美しいものとして扱われるようになる。
◎【ざっくり解説】「大戦とデザイン」デザインの歴史 -06-
シカゴで作られた、伝統芸術にとらわれず新技術にあった美学を教えるのがニューバウハウス。
それを作ったのが、やっとこさ登場のモホリ・ナジ!
絵画では出来ない、写真にしか出来ないことをやろうぜ!
フォトモンタージュ→撮影した写真を切り貼りして現実ではありえないものを作る
フォトグラム→カメラを使わずにものを直接感光
これにより、写真が芸術の一つになったんだよ、すっごーい!
とりあえずナジを理解するだけなら、ここまででいいですが、デザインの歴史シリーズは9まであるので、よければどうぞ。
61 モホイ=ナジ・ラースロー 光の戯れ 黒、白、灰色
こちらは、出品目録のPDFタイトルから検索したら出てきた動画です。
現地でコレが見れるということなのかどうかは未確認。
前衛芸術
草間彌生
◎【10分で解説】草間彌生のあまり知られていない10の事実【偉人伝】yayoi kusama
うまくまとまってて、すごくわかりやすかったです。
統合失調症から身を守るために絵を描いたらしい。
単身アメリカに渡って結果出してしまうすごい人。
水玉とかぼちゃの人。
□【NAVIGATION】草間彌生美術館 神秘と象徴の中間:草間彌生のモノクローム【上白石萌音(ナレーション)】
今回の作品はモノクロームじゃないけど、草間彌生ってどんな感じの人なのか、というイメージ作りにはなると思います。
現代アーティスト
デイヴィッド・バチェラー
ジュリアン・オピー
□おやすみ前の美術館『ジュリアン・オピー』
ジュリアン・オピーの絵を紹介してて動画はわかりやすい。
ただし致命的なことに、今回出るのと作風が違いすぎてなんかよくワカラン
キャサリン・ヤス
英語なので、英語苦手な人は日本語翻訳してから読んでね。
とりあえず画像検索すれば、何してるのかはだいたいわかるはずです。
ヴィヤ・ツェルミンシュ
ヨーゼフ・アルバース(ジョセフ・アルバース)
◎ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室 / webサイト
課題①色のマジック:1つの色が2つに見える
課題②3色の世界:同じ色から違う世界が生まれる
課題③透明のトリック:透けていないのに透けて見える
課題④ひだ折りの練習:しなやかな紙が立ち上がる
動画は無理に見なくてもOKというか、一瞬でやりたいことがすぐわかいます。
関連情報
絵の題材の関連情報をまとめました。
□【1815年】噴火で夏が無くなった?世界中に大きな影響を及ぼした史上最大の火山噴火『タンボラ大噴火』
ターナーのところで五郎さんがいってた世界中に影響を与えた火山の噴火。
今回の展示には全く関係ないけど、非常に興味深いし、世界に与えた影響も大きい。
馬がだめなら自転車を作ればいいじゃない。
外に出れないなら怖い話でも作ろうよ!
やっぱ新しいものは非日常から生まれるのかもしんないね…
火山灰を含んだ赤い雪が降ってきて、世界の終わりと思われたそうだけど、そりゃそう思うよね…
3 ジェイコブ・モーア 大洪水
□【旧約聖書】ノアの方舟伝説!神による怒りの制裁!
ノアの方舟の話は有名だけど、後日譚はあまり知られてない。
酔っ払って裸で寝てたら息子に笑われたからといって、その息子に呪いかけるのはおとなげなさすぎるよ!w
なおノアは950歳まで生きたそうな。
今の時代からだと平安時代から生きてる人になる…
4 ウィリアム・ブレイク アダムを裁く神
□【旧約聖書】世界一有名な神話!「天地創造」と「アダムとイブ」
めちゃくちゃ有名な話。
天地創造は突貫工事すぎだよねwww
3日に1回くらい休みながら、1年位かけてゆっくり作ればいいのにね…
アダムとイブの話も、知恵をつけるのが気に食わないとか、神的にどうしたかったんだろう…
あと「神様が食べちゃダメというから、食べちゃダメなんだと従順でいなければいけない」という、なんかそーいう思想がむり(。>_<。)
「ほかのことは自由にしてええけど、コレ食うのだけはあかんで」とかいって、あからさまなフラグ立てちゃう神の方が悪いよね!
9 ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 陽光の中に立つ天使
□【旧約聖書】カインとアベル!人類最初の殺人事件を解説!
ターナーの絵「陽光の中に立つ天使」に出てくる
ただし見づらい。
カイン→農作物
アベル→羊
で、神はアベルの方は喜んで受け入れて、カインの方は無視。
怒ったカインはアベルを殺してしまいましたとさ。
色々考察されてるけど、最初に思ったのは「まぁそりゃ野菜より肉だよね!」だったりww
なんか旧約聖書は横暴で傲慢な神様と、それに従順に従うべき人間という構図で苦手なのです。
まぁでも、たとえば神様が未来人だったとしたら、カインの作物は、時代的に品種改良もされてないから、美味しくなさそうで、羊肉は今とかわらないから美味しそうだから、カインの供物を無視するかもしんない。
それでカインがアベル殺したら「なにしやがるねん、呪ったる!」となるかもしんない。
□楽しく解説!美術講座【カラヴァッジョ】聖書を知ると絵画はより深くなる! / こやぎ先生の美術ちゃんねる
ホロフェルネスの首を斬るユディト
同じく「陽光の中に立つ天使」にこの2人が出てくる
やっぱり見づらい。
むしろ全然わからない。
にしても、カラヴァッジョは、絶対に関わりたくはないけど、話としては面白いw
19 ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 光と色彩(ゲーテの理論)――大洪水の翌朝――創世記を書くモーセ
□【伝説の英雄】モーセ!ヘブライ人を救った奇跡の指導者!
ターナーの絵「光と色彩(ゲーテの理論)――大洪水の翌朝――創世記を書くモーセ」の参考に。
でも、この絵はそもそもゲーテの色彩理論の方が大切なので無理に見なくてOK。
内容としては、めちゃくちゃ有名な話。
十戒の映画では、モーセが神に従順なせいで、後半、どんどん人間味を失っていって、なんとなくついていけなかった記憶があります。
□ニュートンとゲーテ~物理学者と文学者が導き出した色の科学~
ターナーが意識したゲーテの色彩理論。
44分と長いので気が向けばどうぞ。
話の構成としては、
ニュートンの色彩理論→反証としてのゲーテの色彩理論
というかんじ。
1 ジョゼフ・ライト・オブ・ダービー 噴火するヴェスヴィオ山とナポリ湾の島々を臨む眺め
6 ジョン・マーティン ポンペイとヘルクラネウムの崩壊
□【ゆっくり解説】恐るべき噴火と火山流によって地中に埋もれた古代都市ポンペイ|79年のヴェスヴィオ火山噴火
ライトオブダービーとジョン・マーティンの絵でヴェスヴィオ火山噴火があるので。
ヴェスヴィオ火山噴火といえばポンペイ。
ざっくり解説してます。
ここから深掘りして、火山の仕組みとか、火砕サージとか、色々勉強したいけど、今回調べること多すぎなので、またの機会に。
7 かつてジョン・マーティンに帰属 パンデモニウムへ入る堕天使『失楽園』第1巻より
□【こどもにも分かる 【ジョン・ミルトン 失楽園〜PARADISE LOST〜】
神によって堕天させられた魔王サタン、天使、他の神話の神々。
彼らが神に復讐すべく会議するところからはじまるという、大変に中二病心くすぐる物語で、サタン様がめちゃくちゃかっこいい。
好き。
やっぱ天使より悪魔だよね!
他動画も少し見てみたのですが、どうももともとわかりにくい本だったみたい。
このシリーズは、それをめちゃくちゃわかりやすく噛み砕いてくれてて理解しやすいです。
動画シリーズ7まであるけど、絵に関連するパンデモニウムの話は2~4まで聞けばOK。
時間長めだけど、ゆっくり話してるので3倍速でも聞き取れます。
10 ウィリアム・ホルマン・ハント 無垢なる幼児たちの勝利
【殺される!】貧乏なイエスの家族はどのようにエジプトに逃げたの?【子どもと大人の聖書物語 少年イエス】
キリスト教の牧師の話、わかりやすいけど、めっちゃ思想が入ってる。
内容としては、ユダヤ人じゃないのにユダヤの王をやってたヘロデ大王が、ユダヤ人の王として生まれたイエスを殺そうとする。
でも誰かわからないから、そのへんにいる2歳くらいの子をまとめて殺そうとしちゃう。
それを天使から聞いて、イエスたちはスタコラサッサと逃げましたとさ。
…じゃあ、イエス以外の2歳児どうなったの?(。>_<。)
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