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疲れ切った瞼は開かない

重いや
光を忘れそうになるほど

狭くて黒くて
目を閉じた部屋は何も見えない

あなたの香りに包まれるように
震えてることがバレないように
少し強く手を掴んで下を向いた

誰かが思ってるほど
余るものなんて無い
人の暖かさにすがって
幸せを感じたい

また明日のために眠る

また明日のために眠る

2009-10より

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