エッセイ: :腕を切る前の覚書
どうやら私は自分のために生きていないみたいで
外側のなにかをエネルギーに生きていたらしい
くるしくなると小さく自分を切り離し
幽体離脱をするみたいに、自分からじぶんを抜き出して
自分を攻撃したり、他者を攻撃したり
自分を削ったり、食べ物を吐き出したりする私は
豊かに自分のために生きるというイメージができない。
「ひとの役に立ちたいです」
と10人中7人ぐらいが言っていた大学時代。
精神医学の講義では、後ろ半分は寝るかスマホで映画を観ていた。
映画は自分のためか?
彼らの方