運命の人

本当に私の独りごとと言いますか、誰かに言いたかったけど、なかなか言うタイミングがなく、言えずにいた、好きな歌について話したいと思う。

私は歌手のスピッツが大好きなのですが、スピッツのどこがすきかと聞かれると、なんとなく答えたくなかった。

いつもぼんやりした返事でごまかしていた。

歌手の好きなことを話すというのは、私の本質的なところを見せてるような気がして。

人間性をみられているというか、真っ裸にされた心を見られているというか。

特に仲も良くない人に、心の内を話したくなかった。

変な羞恥心が働いているというか。

冷静に考えれば、何も恥ずかしいことではないのだが、それほど仲も良くない人に、そんなこと思ってるんだ、ふぅーん、と心のうちをさらすことになるならば、言わない方がましだと思っていた。

私が生まれる前から活動しているバンド、スピッツ。

その中でも『運命の人』という歌が大好きだ。

まず、最初のフレーズで、一気に心を引き込まれた。

~バスの揺れ方で人生の意味が分かった日曜日、
でもさ君は運命の人だから強く手を握るよ~

主人公は、ありきたりな人生というか、バスに乗って移動している自分の人生はこんなものかと、人生に過度な期待をすることなく、半分諦めている。
しかし、そんな期待できない人生だが、大好きな人がそばにいることにより、まぁいいかと思える気持ち。それは、簡単そうに見えて、実はとても難しいことだと思う。

それと、もう1つ好きなフレーズがある。

~自力で見つけよう、神様~

サビの中で、運命の人を自力で見つけようと歌っている。

神や他人に頼るのではなく、結局本当に大切なものは自分で見つけようという歌詞になぜか勇気がわく。

そうだよな、自分の未来は自分で切り開かないとな、と思わせてくれる。

いい歌ですという話でした。

ここで話はほとんど最後になるのですが、気に入っていただけたら、お気持ちいただけるとありがたいです(^^)

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