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ティッシュ字検定で無我の境地に至る

 おすすめ記事に流れてきた優谷美和(ゆうたにみわ)さんの記事がふいに目に留まり、はじめて知ったティッシュ字検定。

もとはマイトンさんらしい

 そこで仕事の息抜きにやってみた。

 さて、問題は何を書くか。変態道と書かねばならぬのか。変態道と書くのはちょっと気が引ける。何故かというと、悪い政治家が善人ぶりたくておのれの悪事を認めたがらないのと同じように、わたしもエロ優希の存在は秘匿したいんである。天然ボケが必死に「わたし天然ボケじゃないし」と抗弁するのにも似ている。

 とりあえず何を書くかは決めた。あとはティッシュとペンを用意して、パソコンデスクのせっまいスペースにティッシュをひき、書くのみ。

 えっ、なにこれめちゃムズいんですけど。

 紙よれるし、筆圧が難しいし、全然書けない。


 しばらく悪戦苦闘しながら、だんだんとアタマが冴えてきたのがわかる。もはや脳から右腕、そして指先にいたるまでの神経と意識が完ぺきなまでに肉体と一致し、白いティッシュにのみに集中している。あとのことはなにも感じない。きっといまうしろからおぱーいをもまれても気づかないだろうというくらいに集中して書き上げたのがこいつだ。


バランス悪っ よれてるし


 太宰治『斜陽』の一節である。かしこぶってみた。太宰の時代にティッシュなんてあったのだろうか。

第一次世界大戦中にアメリカのキンバリー・クラーク社が外科手術用脱脂綿の代用品として開発したセルコットンを由来とする。吸収力を高めたものはガスマスクのフィルターとしても使用された。

1921年 - シカゴの発明家アンドリュー・オルソンが、 ポップアップ式の物を開発する。

1924年 - キンバリー・クラーク社がセルコットンの製造技術を転用し、コールドクリーム落とし用の使い捨てハンカチとしてティッシュペーパーを開発、「クリネックスティッシュ」を発売した。以降アメリカではティッシュペーパー=クリネックスという名前が定着した。

1953年(昭和28年) - 日本においてもティッシュペーパーが発売される。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


あったみたいです。ありませんでした。

すみません、太宰治は昭和23年没でした。
大変お恥ずかしいかぎりです。申し訳ありませんでした。
以上


(優谷美和(ゆうたにみわ)さんすみません 記事を引用させていただきました。)

#ティッシュを肯定する
#ティッシュ字検定